ペダルをこがずに電動モーターで自走する「フル電動自転車」を無免許で運転し、女性に大けがを負わせたとして、警視庁巣鴨署は27日、自動車運転処罰法違反(無免許運転致傷)の疑いで、東京都文京区大塚4、飲食店従業員の倉持航輔容疑者(26)を逮捕したと発表した。
署によると、「フル電動自転車」は規格によっては道路交通法上、原動機付き自転車にあたる。運転には免許証や自動車損害賠償責任保険(自賠責)の加入、ナンバーの登録、ヘルメットの着用が必要だが、倉持容疑者はどれも怠っていたという。
逮捕容疑では、7月16日、豊島区東池袋3の区道で無免許のまま原付き自転車を運転。丁字路で一時停止せず左折し、自転車に乗っていた都内の女性(57)をはね、右手の指先を切断する重傷を負わせたとされる。
倉持容疑者は「自転車同士の事故」とうその通報をしていた。倉持容疑者に頼まれ事故車両を現場から持ち去ったとして、証拠隠滅の疑いで、同居する飲食店従業員横瀬大輝容疑者(22)を逮捕した。2人とも容疑を認めている。
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