
気象台の観測によりますと、オホーツク海側の置戸町境野では16日午後1時23分、気温が35.3度まで上昇し、35度以上の猛暑日となりました。
道内で猛暑日となるのは、ことし初めてです。
16日の道内は広く高気圧に覆われて晴れ、内陸を中心に気温が上昇していて、気象台は熱中症に注意するよう呼びかけています。
【熱中症に備える】
特に高齢者や子どもは、熱中症に十分注意が必要です。
高齢者がワクチン接種などで外出する場合は、できるだけ日ざしを避け、時間を決めてこまめに水分を補給することが重要です。
また、高齢者に限らず、屋外に出る時は、熱が体にこもりにくい風通しのよい服装にして熱を逃がすことが必要です。
日陰を選んで歩き、帽子や日傘で直射日光を防いでください。
知らないうちに汗をかいていることも多く、のどが乾いていなくてもこまめに水分を補給することが必要です。
人との十分な距離を確保できる場合には、定期的にマスクを外すことも有効です。
屋外での農作業は、無理をせず、合間合間に休みをしっかりとるようにしてください。
体調がすぐれない人は、日中の外出を控えることも必要です。
また、部屋の中でも温度や湿度が高いと熱中症になることがあります。
我慢せずに扇風機やクーラーを適切に使用して室内の温度を下げることが必要です。
熱中症の疑いがある場合は水分補給、塩分の補給が必要です。
熱中症の症状が重い場合は、すぐに医療機関で診てもらうことが必要です。
【熱中症警戒アラート】
暑さが厳しくなると熱中症への対策を呼びかける情報が出されることがあります。
「熱中症警戒アラート」です。
これまでの「高温注意情報」から名称が変わり、この夏から気象庁と環境省が運用を始めました。
気温だけでなく、湿度などを加えて発表されます。
札幌管区気象台によりますと、過去のデータの分析から、道内での発表は従来の「高温注意情報」よりも少なくなる見通しで、この情報が発表されるほどの暑さの場合、熱中症になる危険性は極めて高くなっているということです。
発表されるのは前日の夕方か当日の朝です。
気象庁は「熱中症警戒アラート」が発表された際には、▽外出をなるべく避ける、▽室内をエアコンなどで涼しくして過ごすなど、万全の対策をとってほしいと呼びかけています。
からの記事と詳細 ( 置戸町境野で35.3度観測 道内で今年初の猛暑日に|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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