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Thursday, July 15, 2021

道内気温上昇 午前中から30度超も 熱中症に十分注意を|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

16日の道内は広く高気圧に覆われて晴れ、内陸を中心に気温が上昇し、真夏日となっているところもあります。水分をこまめに補給するなど、熱中症に十分注意が必要です。

札幌管区気象台によりますと、16日の道内は広く高気圧に覆われて晴れ、南から暖かい空気が流れ込んでいる影響で午前中から各地で気温が上がっています。
午前11時までの各地の最高気温は、▼西興部村で32.1度、▼滝上町で31.9度、▼遠軽町生田原で31.7度、▼北見市で30.9度、▼札幌市で30.8度などと各地で30度以上の真夏日となっています。
日中の最高気温は、▼旭川市と北見市で33度、▼帯広市で32度、▼札幌市と岩見沢市、それに倶知安町で31度などと予想されています。
特に高齢者や子どもは熱中症に十分注意が必要です。
▼水分をこまめに補給し、汗をかいた場合は塩分もとることや、▼外出する場合はできるだけ日ざしを避け、▼室内ではカーテンなどで日ざしを遮り、扇風機やエアコンを適切に使用して下さい。

【旭川や帯広では】
旭川市はよく晴れて午前中から強い日ざしがさし、JR旭川駅前の商店街では日傘をさしたり、ペットボトルの水を飲んで水分補給をしたりする人の姿が見られました。
6歳のおいを連れて商店街を訪れていた40代の女性は「アイスクリームを買いにきました。本当に暑いです」と話していました。
また60代の女性は「暑くて大変です。帽子を忘れたのを後悔しています。照り返すような暑さです」と話していました。
日中の最高気温が32度の真夏日になると予想されている帯広市では、日ざしが照りつけ、午前10時には気温が25度を超えました。
気温が上昇する中、水遊びができる帯広市内の公園では近くの保育所の子どもたち20人あまりが先生に連れられて訪れ、水をかけあって歓声を上げていました。

【熱中症に備える】
特に高齢者や子どもは、熱中症に十分注意が必要です。
高齢者がワクチン接種などで外出する場合は、できるだけ日ざしを避け、時間を決めてこまめに水分を補給することが重要です。
また、高齢者に限らず、屋外に出る時は、熱が体にこもりにくい風通しのよい服装にして熱を逃がすことが必要です。
日陰を選んで歩き、帽子や日傘で直射日光を防いでください。
知らないうちに汗をかいていることも多く、のどが乾いていなくてもこまめに水分を補給することが必要です。
人との十分な距離を確保できる場合には、定期的にマスクを外すことも有効です。
屋外での農作業は、無理をせず、合間合間に休みをしっかりとるようにしてください。
体調がすぐれない人は、日中の外出を控えることも必要です。
また、部屋の中でも温度や湿度が高いと熱中症になることがあります。
我慢せずに扇風機やクーラーを適切に使用して室内の温度を下げることが必要です。
熱中症の疑いがある場合は水分補給、塩分の補給が必要です。
熱中症の症状が重い場合は、すぐに医療機関で診てもらうことが必要です。

【熱中症警戒アラート】
暑さが厳しくなると熱中症への対策を呼びかける情報が出されることがあります。
「熱中症警戒アラート」です。
これまでの「高温注意情報」から名称が変わり、この夏から気象庁と環境省が運用を始めました。
気温だけでなく、湿度などを加えて発表されます。
札幌管区気象台によりますと、過去のデータの分析から、道内での発表は従来の「高温注意情報」よりも少なくなる見通しで、この情報が発表されるほどの暑さの場合、熱中症になる危険性は極めて高くなっているということです。
発表されるのは前日の夕方か当日の朝です。
気象庁は「熱中症警戒アラート」が発表された際には、▽外出をなるべく避ける、▽室内をエアコンなどで涼しくして過ごすなど、万全の対策をとってほしいと呼びかけています。

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