Zillowによると、エリック・シュミットは1990年に約200万ドルで豪邸を購入し、2450万ドルで売り出した。
Vivien Killilea/Peter Lyons/Getty
- グーグルの元CEO、エリック・シュミットが約38億円で売りに出していたアサートンの豪邸の買い手が見つかった。
- アメリカで最も高価な地域に位置するこの物件には、母屋とゲストハウスがある。
- グーグルとアルファベットの会長を務めたシュミットの純資産は約239億ドルだ。
ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)の報道によると、グーグル(Google)の前CEO、エリック・シュミット(Eric Schmidt)と妻のウェンディ(Wendy)は、カリフォルニア州アサートンにある邸宅を2450万ドル(約38億円)で売りに出した2週間後に買い手を見つけた。
5265平方フィートのこの物件には、アメリカで最も高価な郵便番号の住宅地にある本宅とゲストハウスが含まれている。フォーブス(Forbes)のランキングによると、シュミットの現在の資産は約239億ドル(約3兆7000億円)と推定されている。
69歳のシュミットは2001年から2011年までグーグルのCEOを務めた。その後、2018年までグーグルとその親会社であるアルファベット(Alphabet)の会長を務めた。
シュミットはCEOを退任後、技術への投資と慈善活動に専念している。
それではこの邸宅の中を見てみよう。
アサートンの袋小路の一番上にある5ベッドルームの邸宅は、過去数十年間シュミットの主な住居だった
シュミットは1990年にこの家を200万ドルで購入した。
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オンライン不動産データベースのZillowの推定によると、この元CEOは1990年にこのアサートンの家を約200万ドルで購入したという。物件情報にはこの家は1969年に建てられたと書かれている。
カリフォルニア州サンマテオ郡にある小さな町アサートンは、フェイスブック(Facebook)の元COOシェリル・サンドバーグ(Sheryl Sandberg)、マイクロソフト(Microsoft)の共同創業者ポール・アレン(Paul Allen)、HPの元CEOメグ・ホイットマン(Meg Whitman)といったテック界の大物が集まるホットスポットとして知られている
シェリル・サンドバーグやポール・アレンといった他のハイテク界の大物もアサートンで住宅を購入した。
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シュミットは、アサートンに居宅を持つテック企業の重役の一人だ。
他にも、テック企業投資家のベン・ホロウィッツ(Ben Horowitz)やプログラマーで投資家のマーク・アンドリーセン(Marc Andreessen)、初期のテスラ(Tesla)投資家であるアラン・ザルツマン(Alan Salzman)もアサートンに不動産を購入している
ダークウッドのフローリングと伝統的なデザインの室内。
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この有名な町は、サンフランシスコまで車で約45分、グーグルやメタ(Meta)、テスラの本社からは20分以内のところに位置している。アサートンの世帯平均所得は45万ドル(約7000万円)を超える。
シュミットがカリフォルニアで購入した住宅はこれだけではない。彼は2007年、コメディアンのエレン・デジェネレス(Ellen Degeneres)と、女優ポーシャ・デ・ロッシ(ポーシャ・デ・ロッシの7000平方フィート(650平方メートル)の所有していたモンテシート(Montecito)邸を購入した
シュミットはアメリカ東海岸と西海岸に複数の物件を所有している。
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彼はこの家を200万ドルで購入し、結婚式用に貸し出していた。しかし、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)とバスケットボール選手のクリス・ハンフリーズ(Kris Humphries)が結婚式場としてこの家を使用した後、彼らがすぐに離婚してしまったため、その事業を続けることに苦労したと伝えられている。
この億万長者は2014年にも、プレイボーイ・マンション(プレイボーイ誌の創始者ヒュー・ヘフナーが住んでいた旧宅)から5分ほどのロサンゼルスに南カリフォルニアの「フレンチ・シャトー」を購入している。
彼はまた東海岸にも家を購入している。2013年にはニューヨークに1500万ドル(約23億2500万円)のペントハウスを購入し、数百万ドルをかけて防音工事を施したと伝えられている
アサートンの邸宅のキッチンには、大理石のカウンター、白木のキャビネット、コンロがある。
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シュミット夫妻は1999年にマサチューセッツ州のナンタケット島に住宅を購入し、妻のウェンディはそこでほとんどの時間を過ごしたと言われている。
この億万長者はまた、2023年に267フィート(約81m)のスーパーヨットに6760万ドル(約105億円)を支払ったと報道されている。
ゲストハウスには屋外の暖炉があり、片側には円形劇場、反対側には滝のような水場がある
この家は1969年にシュヴァンケ建築事務所によって設計された。
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ゲストハウスとメインハウスは、どちらもシュヴァンケ・アーキテクチャー(Schwanke Architecture)が設計した。
この家にはいくつもテラスがあり、ほとんどの部屋から屋外に出ることができる
この家には自然光が十分に入る。
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家の至るところに大きな開放的なドアと窓があり、自然光が十分に入る。
この物件には5つのベッドルーム、合計8つのバスルームがあり、リビングルームとファミリールームには暖炉がある
この物件には5つのベッドルームと合計8つのバスルームがある。
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リソルブ・グループ(The reSolve Group)によるオンライン物件リストによれば、2階建てのこの家にはシンクのあるウェットバーもある。
この邸宅には、3エーカー(約1万2140平方メートル)の公園のような敷地と屋外プールがある
屋外プールがあり、公園のような作りになっている。
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この物件の敷地面積は3.36エーカー(1万3597平方メートル)、居住面積は5265平方フィート(489平方メートル)だ。
多くのアサートンにある住宅と同様、家を囲む造園は、人里離れた雰囲気をこの土地に醸し出している
アサートンの住宅の多くは、造園やフェンスで囲まれている。
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家の前も後ろも大きな木の緑が日陰を作っている。家の裏にはフェンスもあるため、プライバシーが保たれている。
イギリスから輸入したアムデガ・コンサバトリーの温室の中には、植物や標本木が多種多様に植えられている
邸内には温室もある。
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温室には木製の棚、シンクがあり、白と黒のフロアタイルが貼られている。
この家には、植物や農産物を育てるための場所がいくつもある
温室に加えて屋外庭園もある。
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温室のほかにも、屋外にはいくつかの植栽のための区画がある。
この家は、ヨーロッパのデザインを取り入れながら、カリフォルニアの風景を取り込んでいる
ダイニングルームは伝統的なデザインとなっていて、大きな窓と緑がある。
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ダークウッドの家具とフローリングが、明るいグリーンの屋外開口部といいコントラストになっている。
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