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Monday, August 14, 2023

三重県や和歌山県 わずか1日で500ミリ以上 平年8月ひと月分を大きく超える大雨(気象予報士 福冨 里香 2023年08月15日) - tenki.jp

きょう15日午前5時前に和歌山県潮岬付近に上陸した台風7号。午前9時現在は和歌山市付近にあって、近畿地方の広い範囲と、四国や東海の一部を暴風域に巻き込みながら北上しています。このあとも、時速15キロと自転車並みの速度で北上し、15日夜遅くに、日本海に抜ける見込みです。その後は、日本海をスピードアップしながら北上、18日に北海道の北で温帯低気圧に変わる見込みです。

紀伊半島周辺では台風の上陸前から断続的に発達した雨雲がかかり、雨量が多くなっています。午前9時までの24時間降水量の日最大値は、三重県大台町(宮川)539.5ミリ、和歌山県の那智勝浦町(色川)519.0ミリと、500ミリを超える大雨を観測しました。これは平年8月ひと月分(色川の8月平年雨量:429.0ミリ)を大きく超えるほどの大雨です。

また、台風から離れた所でも局地的に雨雲が発達していて、岩手県久慈市では264.0ミリと、8月の1位の値を更新しました。

昨夜(14日)~15日に明け方にかけて、京都府や鳥取県、奈良県で記録的短時間大雨情報が発表。15日朝は、岡山県と鳥取県で線状降水帯が発生しました。

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