梅雨前線の影響で県内の広い範囲ではこのあとから局地的に雷を伴った激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。
すでに土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域もあり、土砂災害に厳重な警戒が必要です。
気象台によりますと九州南部に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、県内は大気の状態が非常に不安定になっています。
11日午前5時40分までの24時間に降った雨の量は▽南種子町の上中で276.5ミリ、▽種子島の中種子町で254.5ミリ、▽十島村中之島で243.5ミリなどとなっています。
気象台と県は、十島村、西之表市それに中種子町、南種子町では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報を出して厳重な警戒を呼びかけています。
さらに県内では昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。
11日の1時間の雨量はいずれも多いところで▽大隅地方と種子島・屋久島地方、奄美地方で40ミリの激しい雨、▽薩摩地方では30ミリの激しい雨が降ると予想されています。
12日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで▽大隅地方と種子島・屋久島地方で120ミリ、▽奄美地方で100ミリ、▽薩摩地方で80ミリと予想されています。
▽種子島・屋久島地方、奄美地方では11日夕方にかけて、土砂災害に厳重な警戒が、▽薩摩、大隅地方では11日昼過ぎから夕方にかけて土砂災害に警戒が必要です。
気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水それに落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
発達した積乱雲が近づく兆しがあるときには頑丈な建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
また桜島では土石流に注意してください。
引き続き、身の回りの災害リスクを確認するなど備えを進めるとともに、自治体からの避難情報を確認するようにしてください。
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