災害発生時に障害者や妊婦らが周囲から支援を受けやすくするため、群馬県安中市は「支援が必要です」などと記したバンダナを千五百枚作製した。避難所で身に着けるなどして、支援が必要なことを周囲に伝えることができる。市内の避難所四十七カ所に配備し、災害時に活用してもらう。
色は目立ちやすい黄色で大きさは八十センチ四方。四隅に「目が不自由です」「耳が不自由です」「体が不自由です」「支援が必要です」と書かれている。
障害の種別に応じて該当するメッセージが見えるように三角に折って羽織ったり、避難所で近くに広げたりして活用してもらう。「目が不自由」と記載された角には、判別しやすいように裏側にリボンが縫い付けられている。
災害時の障害者支援では、市は市内の音訳ボランティア団体「かけはし」の協力を得て、市災害対応ガイドブック(ハザードマップ)の音訳版を作成し、市ホームページで公開も始めた。外国人向けの英訳版も作成中で、完成次第、同様に公開する。(石井宏昌)
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