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バンダイナムコエンターテインメントは10月11日、『SDガンダム バトルアライアンス』に向けてアップデートデータVer.1.30を10月12日に配信すると発表した。追加拡張パーツや追加ミッションなどが登場するほか、各種ゲームバランス調整も実施されるとのことだ。ユーザーから指摘のあった部分の調整などがとにかく多数盛り込まれた、やや珍しい更新内容となっている。
『SDガンダム バトルアライアンス』は「機動戦士ガンダム」シリーズをテーマにしたアクションRPG。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。シリーズから多岐にわたるモビルスーツやキャラクターが登場し、各作品の世界観を越えて共演。ゲームプレイにおけるモビルスーツは低頭身の「SDガンダム」として登場する。
プレイヤーはさまざまなガンダム作品の名シーンを駆け抜けながら新たなモビルスーツを開発して入手。キャピタル(通貨)を消費してのステータス強化や特殊効果を備えた拡張パーツ装備など、モビルスーツの成長・強化要素も存在する。ゲームプレイでは2機の僚機と共に戦闘可能なほか、最大3人の協力プレイにも対応する。
本作は発売後好調なプレイヤー数増加を見せたものの、Steamストアレビューにおいては本稿執筆時点でも「賛否両論」のステータス(関連記事)。ユーザーからの不満としては、ボス戦や通貨のバランスの悪さが指摘されていた。
今回のアップデートでは、追加拡張パーツ「特大拡張マガジン」が登場。同パーツはインファイター・オールラウンダー・シューターのそれぞれに向けて用意され、メイン射撃の使用回数+100%/メイン射撃のリロード-100%/全移動の消費ブースト量+20%が適用される。また無料追加ミッションとしてEXミッションも登場。EXミッション07/08/09/10の4ミッションが存在するようだ。「コンフューズド・ミッション」を除くハードモード全ミッションをクリア後、EXミッション07が開放されるとのことだ。
そのほかゲームバランスに関する主な調整点は二つ。一点目としては、モビルアーマー(MA)などのボスが倒しやすくなっているようだ。まず、MAは全体的にダウンを取りやすくなる調整が実施。そしてビームバリアの仕様も調整され、バリアを破った後に再発動されるまでの時間が30秒から60秒に増加するという。さらにMAのビームバリアにダメージを与えた際に、一定時間経過しても徐々に耐久値が回復しないように調整されるとのこと。
また特定ミッションに登場する敵モビルアーマー(MA)については、HPが減少調整されているとのことだ。そのほか、敵エース機体についても「つかみ技」の誘導性能が減少し、ジャンプや左右のステップなどで避けやすくなっているそうだ。
二点目は、キャピタル(ゲーム内通貨)の取得量についてだ。EASY/NORMAL/HARDの各難易度において、敵機体からドロップするキャピタルがそれぞれ3倍/3倍/1.5倍に調整。またコンテナから出現するキャピタル量も上昇するほか、設計図や拡張パーツ、限界突破素材の売却額も上方調整となる。アップデート後は比較的容易な金策が可能となるだろう。
またプレイアブル機体に向けては、スペシャルアタック(SPA)の当てやすさなどが向上。オールラウンダーとインファイターのロールに向けては、強化も実施される。オールラウンダーはロールアクション中にSPAのリキャストゲージの回復速度が上昇。当てやすくなったSPAとあわせて、ほかのロールよりも高威力のSPAがより使用しやすくなっているそうだ。またオールラウンダーは各アクションの「よろけ効果」が大幅に上昇する。継続して同じ部位を狙っていくことでMAのダウンが取りやすくなっているとのことだ。
インファイターも強化され、ロールアクション中のブースト消費量が0.7倍に、最終被ダメージを0.8倍にする効果が追加。敵に張り付いてダメージを与え続けるというインファイターの特徴を活かしやすくなっているようだ。また、オールラウンダーとインファイターのロールにはロールアクション効果中にもロールアクションを使用できるよう調整が実施。これにより、スキルゲージさえ溜まっていればロールアクション発動で発生するスキルを任意のタイミングで使用可能となる。
そのほか、敵機体撃破時のロックオン挙動についても調整。敵機の爆発やブレイクアウト演出を待たずに、別の対象へのロックオン自動変更または対象がいない場合にロックオンが外れる機能が追加される。本機能はオプション画面でオン・オフが可能とのことで、従来の操作に慣れたプレイヤーも安心だろう。そのほか、アップデートの詳細はこちらのパッチノートを確認されたい。
『SDガンダム バトルアライアンス』に向けて、さまざまな調整が加わるアップデートデータVer.1.30。なお今回のアップデート内容については、9月に生配信された「ガンダムゲーム ラインナップステーション2022」にて告知されていた。今回のアップデートによる変更は、ユーザーの声を取り入れた対応となるようだ。
先述のとおり、本作は発売直後にはSteamユーザーレビューなどで賛否両論が寄せられていた。例としてはMAの性能調整が厳しく、長期戦にもつれこみがちとの指摘や、強化にかかる費用(キャピタル)が高く、入手量が少ないとの声が見られた。また、アクションの挙動についても問題があると指摘する意見が散見された。指摘はほかにも多岐にわたっており、今回のアップデートはそうしたフィードバックを網羅的に反映した内容にも見える。
本作公式Twitterアカウントにも、ユーザー意見を反映した今回のアップデートには好意的な意見が寄せられている。発売直後は賛否の分かれた本作。ユーザーのフィードバックを活用しつつ、改善に向けた調整は進められているようだ。
『SDガンダム バトルアライアンス』はPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売中だ
からの記事と詳細 ( 『SDガンダム バトルアライアンス』プレイヤー有利な調整大量の最新アプデが明日配信へ。ユーザー指摘点に片っ端からメス - AUTOMATON )
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