2017年に登場した2代目「フォードGT」は、2022年末に生産終了することが発表されています。そんなフォードGTに最後の限定車が米国市場で登場しました。
2016年ル・マン クラス優勝車をオマージュした20台限定車
米国Ford(フォード)は2022年10月5日、公道走行も可能なスーパーカー「フォードGT」の限定車「フォードGT LMエディション」を米国で発表しました。ユーザーへは2022年秋に納車が開始されます。
初代フォードGTは2005年に登場、現行型は2017年に登場した2代目です。初代は限定1500台、2代目は限定1350台の生産で、2022年に生産終了することが発表されています。
今回登場した最後の限定車、LMエディションは、2016年ル・マン24時間耐久レースのLMGTE Proクラスで優勝したセバスチャン・ブルデー選手、ジョーイ・ハンド選手、ディルク・ミューラー選手組のフォードGT68号車をオマージュしたモデルで、20台限定となります。
赤と青に彩られた2016年ル・マンのクラス優勝車と同様、この限定モデルは赤または青にペイントされたカーボンファイバー製ボディパーツを装備しています。またカーボンファイバー製20インチホイールには、赤または青のインナーバレルアクセントが施されており、チタン製のラグナットとブラックのブレンボ製ブレーキキャリパーがモダンな雰囲気を醸し出します。
さらにリアには、3Dプリンターで制作されたデュアルエキゾーストを採用しています。エキゾーストチップの内側にはサイクロンデザインが施され、チップ上部にはチタン製「GT LM」バッジも配置されます。
このエキゾーストシステムは、最高出力670馬力を発生する3.5リッターV型6気筒エコブーストエンジンの力強い音を演出します。
インテリアには、ボディ同様赤か青に彩られた、アルカンターラの表皮のカーボンファイバー製シート、エボニーの助手席シート、エンジンスタートボタンなどが装備されます。またインパネやピラー、ヘッドライナーもエボニーレザーとアルカンターラで包まれています。
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公道走行可能なフォードGTは今回のLMエディションで最後となります。またサーキット専用車である「フォードGT Mk II」も、2022年末までに45台を販売して終了します。
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