
全国的に、気温は9月から10月にかけて平年より高く「残暑が長引く」見込みです。
理由としては「ラニーニャ現象が続く影響」などが考えられます。
現在、ラニーニャ現象が続いていて、今後、秋の間に平常の状態になる可能性もありますが(40%)、冬のはじめまでラニーニャ現象が続く可能性の方がより高いとされています(60%)。
ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より低い状態が1年程度続く現象です。日本からかなり離れた海域での現象ですが、ラニーニャ現象が発生すると、日本を含め、世界中の異常天候の要因になると考えられています。
上空の偏西風はユーラシア大陸から日本の東にかけて平年より北を流れるため、全国的に暖かい空気に覆われやすい見込みです。また、地球温暖化の影響等により、全球で大気全体の温度が高いでしょう。
この秋は10月にかけて、全国的に気温は平年より高い見込みで、なかなか暑さがおさまらないでしょう。
ただ、11月には寒気の影響を受けやすくなり、急に冷え込みが厳しくなりそうです。
10月のうちはまだ半袖で過ごせる日がありそうですが、11月は気温の急降下にご注意ください。
からの記事と詳細 ( 3か月予報 残暑長引く 10月にかけ台風や秋雨前線の影響 11月は急に冷え込む(気象予報士 石榑 亜紀子 2022年08月23日) - tenki.jp )
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