「すがる思いで先生に」「まだ必要な存在だった」亡くなった院長悼む声…ビル放火事件
更新:2021/12/20 16:32
大阪・北新地にある心療内科クリニックで24人が死亡した放火殺人事件。発生から3日が経ちましたが、12月20日も現場には犠牲者の死を悼む人たちが多く訪れています。
(通院していた人)
「本当に心優しい先生でした。復帰しても頑張りすぎずに頑張ってくださいという言葉が最後でした」
「まだまだ就職を目指している人たちに必要な存在だったと思うんです。なんでこんなところで死ぬのって…」
12月17日、大阪市北区のビル4階にある心療内科クリニックで起きた放火殺人事件。24人が死亡し、3人の意識が今も戻っていません。亡くなった人のうち、これまでに14人の身元が判明し、クリニックの院長・西澤弘太郎さん(49)の死亡も確認されました。
クリニックでは当時、心の病などで休職し職場復帰を目指すための「リワークプログラム」が行われていました。多くの人が西澤さんの言葉に救われたと話します。
(通院していた人)
「夜10時くらいでも電話したら『ちゃんと診てあげるから、しんどかったらおいでね』とか声をかけてくださったり、自分が忙しくてもそう声をかけてくれる先生でした。すごく親身になってくださった」
(西澤さんの患者)
「先生は(社会から)もれ出した人たちを受け入れてくれていた。うつになって、すがる思いで西澤先生のところに来ていて。その先生を亡くしてしまって、どうしたらいいかわからない」
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