Nippon News Network(NNN)
２６日朝は北海道で厳しい冷え込みとなりました。北日本日本海側や北陸では、週末も雨や雪のところが多く、晴れる太平洋側も週末は寒くなりそうです。 ●北海道の冷え込み（２６日朝） 北海道では厳しい冷え込みとなりました。札幌の最低気温は、－０．５℃までさがり、今シーズン初めて「冬日」となりました。内陸の陸別では、－１０．２℃までさがり、富士山以外の観測点では、今シーズン最も低い気温となりました。 ●北海道は積雪増加（２６日） 記録的な大雪となった北海道北部では雪が降り続いています。午前７時の積雪は、幌加内町朱鞠内で９１センチ、名寄で６１センチとなっています。北海道の日本海側では、大雪や吹雪による視程障害、路面凍結、電線着雪などに引き続き注意が必要です。 ●北日本～北陸は雪や雨（２６日） 北海道では日本海側を中心に雪が降り続くでしょう。東北北部も雪や雨となりそうです。東北南部日本海側や北陸では雨のところが多い見込みですが、山地では雪のところもあるでしょう。新潟県や山形県では降り始めからの雨量が２００ミリを超えているところがあります。 ２７日朝までに予想される雨量は、新潟県の多いところで７０ミリ、山形県の多いところで５０ミリに達するとみられます。これまでの雨により地盤がゆるんでいる地域では土砂災害に注意・警戒が必要です。 ●関東～西日本は乾燥（２６日） 関東から東海、西日本にかけては、青空が広がるでしょう。日中の気温上昇とともに、空気が乾燥する見込みです。２０の府県に「乾燥注意報」が発表されています。落ち葉焚きの時期でもありますが、火の取り扱いには、十分に注意する必要があります。 【乾燥注意報】 茨城、栃木、千葉、長野、三重、京都、奈良、大阪、和歌山、兵庫、鳥取、島根、広島、山口、香川、愛媛、高知、福岡、長崎、大分 ●関東～西日本は平年より高め（２６日） ２６日（金）の最高気温は、前日と同じくらいのところが多いでしょう。北日本や北陸では、平年より低め、関東から西日本は平年より高めとなる見込みです。朝の気温が下がったところでは、朝と日中の温度差が大きくなりそうです。 【予想最高気温（前日差）季節感覚】 札幌 ５℃（＋２）平年並み 仙台 １０℃（－１）１２月上旬 新潟 １１℃（－１）１２月上旬 東京 １７℃（－１）１１月中旬 名古屋 １７℃（＋１）１１月中旬 大阪 １７℃（±０）１１月中旬 広島 １７℃（－１）１１月中旬 福岡 １７℃（－１）１１月中旬 ●週末から週明けは寒くなる 北日本日本海側や北陸では、２８日（日）の午前中にかけて、雨や雪が降りやすいでしょう。上空に新たな寒気が流れ込み、東北や北陸で初雪となるところもありそうです。晴れる太平洋側でも、日中の気温が平年以下となりそうです。東京・名古屋・大阪の最低気温は、２９日（月）に３℃前後まで冷え込むでしょう。
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