◆アドバイス3:収入は下がっても長く働くことで対処できる
老後資金以外に、気になる点をいくつか。
まず、「金銭感覚を身につけるために一人暮らしも考えている」とのこと。しかし、一人暮らしは家賃が発生しますし、食費や水道光熱費も今以上にかかります。
赤字にしないためには、美容にかかるコストや鍼・マッサージ費用をカットせざるを得なくなるでしょう。その結果、ストレスもたまりやすくなります。
「一人暮らしをしたい!」と思えるほどの目標や思いがないと、単にストレス状態に陥るだけかもしれません。いいかえれば、金銭感覚を身につけたいと思う、思いの強さが肝要です。
単に一人暮らしをすることで、老後にかかる生活費を割り出したいのなら、現状で推計は十分できます。親御さんに、毎月の食費や水道光熱費を聞けば、およその額を推測できるでしょう。さらに、一人暮らしをしている知人、友人に傾向を教えてもらってもいいでしょう。
次に勤務先ですが、あまりにハードワークで心身ともに持たないと感じているのであれば、転職はやむを得ないと思います。
転職により減収となっても、リタイアの年齢を引き上げることができれば、それも一つの方法です。要は「薄く長く」働くということ。仕事に活かせる資格を取得されているのですから、高齢になっても働くことができるでしょう。
もっとも避けたいのは、仕事で体を壊し、心が疲弊し、収入も途絶えること。貯蓄のペースは落ちても、継続的に収入を得ていくことを優先させてはいかがでしょうか。
加入されている保険については、かかる保険料コストと実際の保障額を比較検討して、保険そのものが必要か判断しましょう。
しかし、持病もあり、保障をなくすことで不安を感じるかもしれません。保険料も割高なものではありませんので、保険料=安心料として考えられるのであれば、現状のままでもいいのではないかと思います。
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