ことし4月から携帯電話事業に本格的に参入した楽天モバイルが、自社で開発したスマートフォンの周波数を法律で必要な手続きを取らずに変更していました。総務省は、再発防止を求めて会社に指導を行いました。
問題となったのは、楽天モバイルが開発した小型のスマートフォン、「Rakuten Mini」の一部の製品です。
総務省によりますと、楽天モバイルは電波法で必要な手続きを取らずに、スマホが対応する周波数を変更していたということです。また変更したことを消費者に説明しないまま販売していたとしています。
このため総務省は10日、法令の順守や利用者保護の観点から問題があるとして再発防止などを求める行政指導を行いました。
楽天モバイルは、周波数の変更は海外でのサービスを改善させるためだったとし、自社や提携先のauの回線を使う場合は端末の利用に影響はないと説明しています。
また法律上必要な手続きを取り直したということです。
そのうえで「再発防止策を徹底するとともに、よりよいサービスを提供できるよう努めてまいります。お客様をはじめ関係者の方々にご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。
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July 10, 2020 at 04:20PM
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楽天モバイルに行政指導 法律で必要な手続き取らず周波数変更 - NHK NEWS WEB
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