
3日(金)の降り始めからの雨量は、熊本県や大分県、鹿児島、高知県、和歌山県で1000ミリを超えている所があるなど、すでに大雨になっている状態で、発達した雨雲が同じような地域にかかり続ける可能性があります。また、今後は東北でも日本海側を中心に大雨になる恐れがあり、雨雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
これまでの大雨で、九州から東海では、すでに地盤は緩んでおり、川の堤防が傷んだ場所があるなど、災害の危険性が非常に高い状態になっています。特に九州や四国では厳重な警戒を続けて下さい。広く新たな災害に警戒が必要で、東海では雨の降り方によっては土砂災害の危険度が、急激に高まるおそれがあります。
12日(日)は、活動が活発な前線が本州を南下する見込みです。九州から東北にかけて、雨雲やカミナリ雲がかかるでしょう。更に雨量が増え、大雨が続く恐れがあります。東西に発達した雨雲が、ふだん雨量が多くなることがない山陽や四国の瀬戸内側にも、かかり続ける可能性があります。
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July 10, 2020 at 03:54PM
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東北も大雨に ふだん雨量が多くならない山陽などでも「警報級」続く恐れ(日直予報士 2020年07月10日) - 日本気象協会 tenki.jp - tenki.jp
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