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Wednesday, July 3, 2024

【プレイレポート】基本プレイ無料ルーターシューター『The First Descendant』の最難関コンテンツにLv100キャラで挑んでみた! - Game*Spark

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Nexonが運営・開発する基本プレイ無料のサードパーソン型アクションRPGのルーターシューター『The First Descendant(ザ・ファースト・ディセンダント)』が、7月2日からSteam/PS5/PS4/Xbox SeriesX|S/XboxOneに向けて配信中です。

当記事では本作の概要を解説しつつ、Summer Game Fest 2024 Play DaysでLv100の最強キャラクターで最難関コンテンツに挑むことができたので、エンドゲームコンテンツの一部内容も紹介します。

ストーリー

架空の世界“イングリス大陸”が本作の舞台。イングリス大陸で生きる人類は平和な時を過ごしていましたが、100年前に異次元から侵略してきた“バルガス”と、謎に包まれた“巨神”によって人類は生存の危機に追い込まれています。 しかし、人類側にも“先覚者”という謎の存在が助けを差し出し、先覚者の力を授かった“継承者”たちが現れたことで反撃の狼煙を上げています。

本作のプロローグは継承者である“レピック”、“エイジャックス”、“ビエッタ”の3人から1人を選択して、アイアンハートという古代文明の遺物を回収する特殊ミッションに、仲間であり別の継承者“バニー”と共に赴くところからスタート。

戦闘システム

『The First Descendant』の戦闘システムはルーターシューター系として分かりやすく、3つの銃器とスキルを駆使して戦います。銃はそれぞれに使用可能な弾薬が4種類用意されており、ある武器が強力だからとそれだけを使い続けるとすぐに弾が枯渇してしまいますが、ちゃんと使い分けると弾に余裕が生まれるいいバランスです。

スキルは継承者ごとに設定されており、バランス型や攻撃特化型もいれば支援や回復などのサポートロールもいるなど、ソロでも複数人でも遊べる調整がされています。

継承者はサービス開始時点では合計19体もいる上に、新シーズンを迎えると新しい継承者も追加されます。 自分の「推し継承者」探しだけでも大変です。

各キャラは2段ジャンプとグラップリングフックで、スピーディーなアクションができるようになっています。グラップリングフックはデフォルトだと2回使用できますが、カスタマイズすることで使用回数は1回になってしまいます。しかし何もない空中にもひっかけてスイング移動ができるなどキャラコンとしてのポテンシャルを秘めており、ボスの特定部位に引っ掛けながら弱点破壊にも活用できます。

ルーターシューター要素

本作のルーターシューター要素は全11種類の武器種、防具、スキルや性能を変化させるモジュール、そして最高レアリティのアルティメット武器全22種をクラフトするための素材集めなど多岐にわたります。そしてこのゲーム、実は最強武器は敵からドロップするのではなくてクラフトするのです。

モジュールは7月2日のサービス開始時点で560種類も用意されており、各継承者ごとにオススメのモジュールは違うために、狙ったモジュールを引き当てたときの喜びは一潮でしょう。 各継承者やアルティメット武器はクラフトやリアルマネー課金で解禁できるので、無課金でも時間と労力さえかければ必ず解禁できます。

最難関ミッションに挑戦

残念ながらゲームプレイの録画はできなかったので、インプレッションに直接関係のないスクリーンショットが添えられることになりますがご了承ください。

Summer Game Fest 2024ではゲームをクリアした後に解禁されるハードモード、全ての装備、モジュール、Lv100まで到達している継承者を使えるデータが使用可能。筆者はこれまでのベータ版も参加していて、このデータは自分で用意しようとしたら1~2ヶ月では到底無理……と察しました。こんなデータでチュートリアルをやるのはもったいないから、せっかくなのでハードモードの一番最後の“侵入作戦”をプレイさせてもらいました。

本作にはストーリーミッションの他に、野良マッチングありの“侵入作戦”といわゆるレイドコンテンツの“ヴォイド迎撃戦”があります。“侵入作戦”は比較的短くサクサク遊べるコンテンツなのですが、ハードモードになると敵が強いだけでなく、自分の能力を制限したり敵を強化する“モディファイア”が追加されます。

“モディファイア”を設定したほうがドロップ率がよくなるとのことで、ここはソロでハードモード+モディファイアマシマシ全部盛りを挑んでみることに。

“侵入作戦”には蘇生回数上限があり、ソロでもパーティでも回数に変化はありません。ソロの場合は蘇生相手がいないのでリスポーン回数になりますね。

筆者はこのデモで追加された新継承者のエンゾを選択。エンゾは自分と味方に弾薬や火力アップのバフを配れるサポートタイプで、本来は4人向けのコンテンツに1人で挑むのだから弾薬は維持したいと思い、ピックしました。

選択した武器は持続的にビームを撃ち続けるビームライフル、近距離に強いサブマシンガン、1発の威力が大きいスナイパーライフル、それらのアルティメット武器を装備。うーん、実に豪華。

ビルドは触れたこともないキャラクター+見たこともないモジュールだらけなので、ゲーム内システムのオススメ装備を選択して出撃。本作はビルドに困ったらオススメを押せば自動でビルドを組んでくれるので助かります。

やっぱバルビーっしょ!かわいいは正義!

洞窟のようなエリアからスタートして細い道を通っていくと最初の敵が出現。どれもベータ版では見たことがない敵だらけです。装備しているスナイパーライフルには貫通効果があるので、細道に誘導してまとめてダメージを狙いますが、左手に盾を構えている上に自身にもシールドが発生している鉄壁のモブに阻止され続け、入口まで追いやられてしまいます。

これは弾薬維持どころじゃなくて敵を倒す火力が足りていないと判断し、ミッションを放棄して別の継承者“バルビー”を選択。 水を放出するスキルの使い手で、濡らした地面に敵が触れると持続ダメージが入ったり、敵をすり抜けたりもできる範囲攻撃が得意な継承者です。雑魚殲滅力は非常に高く、見た目の可愛さも相まって筆者的にSSRティア継承者です。

この目論見は成功して、細道に誘導した敵を一気にすり抜けて、次のエリアで障害物を使いながら敵を殲滅。 バルビーのアルティメットスキルは、着弾点に大きな水玉を生成して敵を吸い寄せ、持続ダメージも与えるという非常に優秀な性能です。 このスキルでまとめた敵を高火力の武器でゴリ押す……という戦法で、基本的には進んでいきました。

侵入作戦は部屋ごとにちょっとしたギミックがありますが、基本的には一箇所に集まって戦ったり、オブジェを守る簡単な内容ばかりです。 ハードモードでもその部分に変更はありません。野良マッチングでプレイしてもゲーム内VCを付けなくても、意思疎通は十分にできる内容です。

ただし、このミッションは足場の悪いところでの戦闘が多く、敵に吹き飛ばされて落下死してしまうことが度々ありました。 こういうときにグラップリングフックで回避するクセをつけておくことも重要そう。

とある部屋では一定時間以内に敵を全滅させないと、床がどんどん毒に汚染されてしまって最終的に生存できなくなるギミックもありました。しかも中ボスも出てくるので、火力と生存力の両方が求められます。 残念ながらここのギミックは突破できず、筆者はリスポーン回数上限に達してしまい終了。

ハードモードかつモディファイアを増すと、ただ強い装備を持っていくだけではクリアできないと学びました。開発陣の方々に聞いてみると、ソロでクリアもできるとは言えやはり失敗する方も多いそう。 筆者のプレイを後ろから見ていても「バルビーとビルドのシナジーを使いこなせていない」と感じたとのこと。やはり、しっかりとゲームを理解しないと高難易度は難しいですね。 こういう挑戦しがいのあるゲームは燃えます。

今後のロードマップ

『The First Descendant』はシーズン制で運営されていき、3か月ごとに新シーズンを配信予定。ただし、7月2日から8週間のみ慣らし期間の「プレシーズン」となります。プレシーズンの5週目には音楽をコンセプトに戦う新しい継承者“ルーナ”が登場。さらに“バルビー”の強化版となるアルティメット継承者版”バルビー”が追加されます。

8月下旬からは「シーズン1」、12月頃から「シーズン2」が開始予定で、新しい成長システムや新しい継承者が登場し、新インスタンスダンジョン、新迎撃戦、メインストーリーや継承者に焦点を当てた新ストーリーが追加されます。

『The First Descendant』はPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中。基本プレイ無料でクロスプレイに対応し、美麗なグラフィックと気持ちいいアクション性がミックスされた本作は、新しいルーターシューターの風となるかもしれません。


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