Microsoftは、Windows11のファイルエクスプローラーの機能を復活させました。
事の発端は2023年9月27日。この日に公開されたWindows11用プレビューリリースKB5030310にて、ファイルエクスプローラーが退化しました。
このアップデートが来るまでは、ファイルエクスプローラーのアドレスバーにファイルをドラッグ&ドロップをすると、ファイルの移動ができていました。しかし、KB5030310でなぜかこの機能が削除されました。
アドレスバーにドラッグ&ドロップしてもファイル移動ができなくなった
この機能はWindows10では今も問題なく動作しています。Windows11だけなぜか使えなくなりました。
あれから約半年、2024年3月29日付け(米国時間)で公開されたWindows11 Insider Preview Betaチャネル用更新プログラムKB5035953 (Build 22635.3420)にて、この機能が復活しました。
この機能はデフォルトではまだ有効化されていませんが、Windowsの内部機能を強制的に有効化・無効化できるアプリ『ViVeTool』を使用すれば有効にできます。手順は以下。
- まずはWindows Updateを実行してWindows11 Insider Preview BetaチャネルにKB5035953 (Build 22635.3420)をインストールしてください。(Insider Preview Betaチャネルのみです。通常版のWindows11には降ってきません)
- ViVeToolをダウンロードして任意のフォルダにインストール(zipファイルの中身をコピー)してください。
- コマンドプロンプト(管理者として実行)を起動して、ViVeToolをインストールしたフォルダに移動してください。仮にCドライブの『vive』というフォルダにインストールしていたなら『cd c:\vive』と入力してエンターを押してください。
- 『vivetool /enable /id:47664723,48433719』と入力してエンターを押してください。(無効に戻したい場合は、『enable』の部分を『disable』に変更してください)
この機能はまだInsider Preview版のみの復活ですが、特に問題がなければいずれ通常版のWindows11でも復活するでしょう。
からの記事と詳細 ( ファイルエクスプローラーの機能が復活。約半年ぶりにWindows11に戻ってくる - ニッチなPCゲーマーの環境構築Z )
https://ift.tt/rk4fWPL
科学&テクノロジー
No comments:
Post a Comment