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Friday, December 1, 2023

土曜 日本海側は雪や雨 北陸は土砂災害警戒 太平洋側も冬の寒さ 日曜は雷雨に注意(気象予報士 吉田 友海 2023年12月02日) - tenki.jp

2日(土)午前6時現在も、JPCZ(※)が日本海西部から北陸付近で顕在化しており、雨雲や雪雲が北陸付近に流れ込んでいます。

北陸は午前中を中心に沿岸部では雨、山沿いは雪が降るでしょう。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。昼前まで土砂災害に警戒が必要です。午後は降り方は弱まるでしょう。

北海道や東北の日本海側は雪の降る所が多いでしょう。車は冬の装備で、積雪や路面の凍結に注意が必要です。近畿北部から山陰も所々で雨や雪が降るでしょう。太平洋側はおおむね晴れる見込みです。

朝は冷え込んでおり、日中も冬の寒さが続くでしょう。最高気温は平年より低い所が多い見込みです。札幌市は2℃と真冬日からは解放されますが、震えるような寒さが続きそうです。仙台市や金沢市は10℃に届かないでしょう。関東から九州も13℃前後で空気が冷たく感じられそうです。

※JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)とは、シベリア大陸から流れ込む冷たい風が、朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分され、その風下である日本海で再び合流してできる収束帯(雪雲や雨雲が発達しやすいライン)のことです。JPCZが顕在化すると、雪雲や雨雲が発達しやすくなり、その雪雲や雨雲が次々と流れ込むため、大雪や大雨となることが多々あります。

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