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Saturday, December 2, 2023

2週間天気 前半と後半で気温差大 年末年始の準備早めに ふたご座流星群の天気は?(気象予報士 牧 良幸 2023年12月03日) - tenki.jp

12月に入り、今年もラスト1か月となりました。年末年始にかけて忙しくなり、天気や気温も気になると思います。明日4日(月)からの1週間と11日(月)以降では、天気と気温の特徴が違いそうです。前半は晴れて暖かい日が多く、後半は周期的な天気変化と師走らしい寒さとなりそうです。では詳しく見ていきます。

明日4日(月)は、北海道から九州にかけては、移動性の高気圧に覆われて、晴れる所が多いでしょう。

5日(火)から6日(水)は、晴れマークの所が多くなっていますが、油断は禁物です。日本の南から東にかけて前線を伴った低気圧が通過する予想です。今の予想では、陸地からは少し離れて進むため、傘マークのついている所はありませんが、西~東日本の太平洋側の沿岸では雨の降る所があるでしょう。予想より低気圧が北上すれば、雨の範囲が広がることもありそうです。

7日(木)は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」です。暦の上では平地でも雪が積もり、お正月の準備も始める頃とされています。今年は、低気圧が日本海から北日本付近を通過するでしょう。北海道は雨が降り、東北の日本海側、北陸でも一時的に雨が降る所がありそうです。気温は比較的高いため、北海道でも雨の所が多いでしょう。雪解けによる路面状況の悪化などにご注意ください。

8日(金)~10日(日)にかけては、西~東日本は高気圧に覆われて、晴れる所が多くなりそうです。北海道付近を気圧の谷が短い周期で通過するため、北海道や東北の日本海側を中心に雨や雪の降る所があるでしょう。一時的に寒気が流れ込む日もあるため、北陸から九州の日本海側でも雨の降ることがありそうです。

最高気温は、全国的に平年より高い日が多いでしょう。特に6日(水)は、北陸~九州にかけては15℃以上、7日(木)以降は、関東~九州で20℃前後の予想です。季節が戻り昼間は上着が無くても過ごせるくらいでしょう。大掃除など年末年始の準備にも良い陽気となりそうです。ただ、朝晩は気温が、ひと桁と寒くなります。服装で上手に調節して、風邪などひかないようにご注意ください。また、雪の積もっている地域では屋根からの雪の落下やなだれに注意が必要です。

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