「Atari 50: The Anniversary Celebration」は,過去にAtariが販売していた6種類のハードウェア,「Atari 2600」「Atari 5200」「Atari 7800」「Atari ST」「Atari Jaguar」,そして「Atari Lynx」向けに作られたゲームソフトを収録した作品だ。販売がまったく振るわなかった「Atari Jaguar」が対象ハードに選ばれており,歴史的価値も高そうだ。開発に携わった関係者へのインタビューや,これまで未公開だった企画書,アートワークなどのドキュメントなどが時系列に沿って並べられ,それを自由に閲覧できるインタラクティブ博物館のような仕組みが採用されているという。タイムライン上の各プラットフォームを選ぶことで,代表作やお蔵入りしていたタイトルなど,計90種類のゲームをアンロックしてプレイできる。
「Atari 50: The Anniversary Celebration」には,当時の写真やスケッチ,そして広報用のポスターなどが閲覧できる「Artifacts」,時代ごとにゲームの進化を追っていく「Video Games by Era」,本作のために移植されたクラシックタイトルやアレンジ版,お蔵入りタイトルなどが楽しめる「Bonus Games」,合計60分にもおよぶ関係者や業界著名人へのインタビューを詰め込んだ「Expert Insight Through Storytelling」,そして本作を開発したDigital Eclipseが,Atari作品へオマージュを捧げたミニゲーム集「Reimagined and Revisited」が含まれるとのこと。
1972年に設立されて,「ゲーム産業」が生まれるきっかけとなったAtariについては,6月28日に掲載した記事でもお伝えしたとおり。現在でも,ロゴ入りTシャツを着た人や帽子をかぶった人を街角で見かけるなど,レトロポップなファッションでもおなじみだ。コンシューマ機版の日本展開は発表されていないが,Steamのストアページはオープンしている。日本語対応の予定はないようだが,ゲームの歴史を知る貴重な資料になりそうなだけに,発売を楽しみにしたい。
からの記事と詳細 ( 設立50周年を祝うAtariが,Atari 2600からLynxまでの歴史を振り返る新作「Atari 50: The Anniversary Celebration」を発表。リリースは11月を予定 - 4Gamer.net )
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