災害を題材にしたアクション・アドベンチャー
2002年(平成14年)4月25日は、プレイステーション2用ソフト『絶体絶命都市』が発売された日。本日で発売20周年を迎えました。
架空の人工島都市・首都島を舞台に、地震によって崩壊した都市からの脱出を目指す『絶体絶命都市』。災害から生き延びることが目的なので敵との戦闘はありませんが、地震の崩落や倒壊を切り抜ける必要があり、ハラハラする展開でした。
物語の主人公は、新聞記者の須藤真幸。赴任先へ向かう道すがら大地震に遭遇した彼は、崩壊していく都市を彷徨いながら活路を切り開いていくことに。途中、大学生の相沢真理か高校生の比嘉夏海のどちらをパートナーに選ぶかによって、展開が異なります。
主人公はふつうの人間なので、転ぶだけで怪我をします。鉄骨の下敷きになったり、高層ビルから足を滑らせれば死んでしまうことも……。ゲームとしてはシビアですが災害の恐ろしさを教えてくれるという意味ではリアリティがありました。とくにリアリティを感じたのは、喉の乾き。水を水道や所持しているペットボトルで摂取しなければ喉が渇いていき、動きが鈍くなってしまうのです。
コスチュームやコンパスなどの収集要素もあり、1作目ということで後のシリーズに比べると種類は控えめでしたが、ネタ的なデザインのものもあっておもしろかったです。
実際の大災害の記録をもとに制作されているだけにリアリティがありましたが、『3』では防災・危機管理ジャーナリストである渡辺実さん、『4』では神戸市消防局が制作協力に加わるなど、シリーズを重ねるごとに実際の災害現場で役立つ情報が多くなりました。
また、『2』以降は開発元のアイレムおなじみの“無駄に多すぎる選択肢”なども盛り込まれてゲームとしての完成度も増していきましたね。
『4』は一時発売中止になったものの、その後グランゼーラが『絶体絶命都市』シリーズの版権を取得して開発を引き継ぎ、2018年11月22日に『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』が発売。無事にシリーズが継続することになりました。そして、2020年の年末には『絶体絶命都市5』の企画や一部試作が始まっていることが判明。
今年(2022年)の3月31日にはグランゼーラの公式番組“グランゼーラの集い2”で『5』の最新情報を公開。オープンワールドで、『絶体絶命都市』の2、3年後が舞台になるとのこと。期待に胸が膨らみますね。
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