低気圧の影響で岩手県沖は大しけとなる見込みで、気象台が暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。
また２６日は、気温が上がったことから雪どけによる土砂災害や雪崩、川の増水にも注意が必要です。
盛岡地方気象台によりますと、前線を伴った低気圧の影響で県内は２６日、広い範囲で雨が降っていて、海上は非常に強い風が吹いて大しけとなる見込みです。
２７日にかけて予想される最大風速は▽海上で２０メートル▽沿岸の陸上と内陸で１３メートル。
最大瞬間風速は▽海上で３０メートル▽それ以外の地域では２５メートルに達する見込みです。
また波の高さは６メートルと予想されています。
気象台は、海上では暴風や高波による船舶・沿岸施設の被害に警戒を呼びかけていて、▽暴風は２７日未明にかけて。
▽高波は２６日夜遅くから２７日明け方にかけて、としています。
一方、２６日は沿岸を中心に気温が上がり、▽普代村では４月下旬並みの１６．５度まで上がったほか、▽宮古市で４月中旬並みの１５．３度、▽釜石市で４月中旬並みの１５．１度を観測しました。
▽盛岡市は８．４度でした。
雨が降り気温も上がっているため、積雪の多い地域では雪どけが進んでいます。
２７日にかけて低い土地の浸水や土砂災害、川の増水、雪崩、それに屋根からの落雪にも注意が必要です。
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