今の日本の英語教育では
残念ながら、現在の日本の英語教育では、ぼぼ不可能といえる。周知のように、受験中心の英語教育には問題が多い。結果として英語が話せず、聞き取りもできない。海外に向けて発表する論文や即興のスピーチも当然無理。なかでも発音が下手、イントネーションもダメだ。しかも、このことへの自信のなさは、生徒・学生、子供、部下たちなど次の世代にしっかりと伝わってしまっている。 日本人は、最低でも6年間英語を勉強しているにもかかわらず、英会話能力が低い。これは国内で批判されているだけでなく、国際社会からの嘲笑の対象となっている。 断っておくが、美しい日本語を話すのをやめて英語などの外国語を受け入れろと言っているのではない。日本人が外国人とコミュニケーションするには少なくとも英語が不可欠であり、最低要件であることを認識してほしいのだ。英語は実用的な言語だ。世界中で話されており、世界共通語とも言われている。 もちろん、英語がすべてではない。世界中には実に6912もの言語があるとされる。すべての言語を話すのは不可能だが、いくつかの言語と親しくなり、流暢に話すことは可能である。 外国語を学ぶことには他のメリットもある。複数の言語を比較する中で、自身が話す言葉を含めた言語の文法やその他の側面の理解が深まり、語彙が増える。そして、言語以外の観点から、他の文化や人々について学べることに意味がある。 ところが、日本の小中高及び大学における言語教育システムは、概して、生きた英語を話せるようになるという観点で失敗している。英語を学んで3年、6年、10年と経っても、本物で真剣な会話ができないことをとっても、大きな欠点だと分かる。 これには多くの理由がある。日本では繰り返して研究されてきたが、ほとんどが改善されないままだ。さらに、代案も提示されていない。
からの記事と詳細 ( “日本人は10言語を学ぶべき” 今、必要な新しい言語教育の「在り方」を提言(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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