米女子ゴルフツアー 全米女子プロ選手権最終日 ( 2021年6月27日 ジョージア州 アトランタ・アスレチック・クラブ=6740ヤード、パー72 )
通算6オーバーの68位から最終ラウンドに臨んだ渋野日向子(22=サントリー)は6バーディー、1ボギーの「67」と5つスコアを伸ばし、通算1オーバーまで戻してホールアウトした。この日も帯同キャディーではなくローカルキャディーとのラウンドとなったが、4日間で初となる60台をマーク。テレビインタビューでは涙を流した第3日とは対照的に、笑顔を見せてメジャー今季第3戦の4日間の戦いを終えた。
【渋野と一問一答】
――最後まで果敢に攻めていた印象です。
「3カ月の(米ツアー挑戦の)最後のラウンドだったので、今日は最初から攻めていこうという気持ちで。それを最後まで貫けたのは、凄く良かったと思います」
――朝はぎりぎりまで練習場にいましたが、どのような状況でしたか?
「PCRの検査を受けないといけなかったので。スタートの45分前にオープンするということで、ぎりぎりで。ちょっと早めに開けてもらって、なんとか30分前には練習ができた。バタバタでしたけど、出られたことが良かったですし。その中で、良いプレーができたのは凄くうれしかったです」
――スコアをどんどん伸ばす中で、イーブンパーが近づいてきたという思いはありましたか?
「そうですね、できればゼロに戻したい気持ちはあったんですけど。攻めた結果がこれなので、悔いはないです」
――昨日ドラマがあった17番ホールをふたたび迎えました。
「7打縮められたので良かったです(笑い)。キャディーさんもめちゃくちゃ喜んでくれたので、凄くうれしかったです」
――今日も声援の後押しがありましたね。
「この1週間はたくさんの日本人の方、そして現地の方も応援してくださって本当にうれしかったです。この2日間でいろいろあった中で、声援が後押しになってこういう結果になりました。ギャラリーさんのおかげと言っても過言ではないと思います」
――この1週間を振り返ってください。
「この1週間でいろんな事を経験できたなって思います。ちょっとでも成長するためには必要な経験だったと。自分もプラスに考えられているので、その中で最終日にこういう結果を残すことができて良かった。メジャー3試合目でやっと予選通過できて、最後に自分らしいプレーができた。この1週間は自分の中で手応えがあります」
――この大会で3カ月の米ツアー挑戦が終わりました。
「悔しいことの方がたくさんあったと思うんですけど、やっぱりこの1週間の自分を考えると、今までの悔しさが全部消えていくような感じというか。いろいろたまっていたものが、ここで吐き出されたかなっていう内容のゴルフだったと思うので。今週のようなゴルフができれば、次にアメリカ来るときにはもっと戦えているんじゃないかなと。良かったところ、悪かったところを復習して、次に向けて頑張りたいなと思います」
――最後に、新たに見えてきたものを教えてください。
「とりあえず、ボールは10球ぐらい入れとこうかなっていう(笑い)。昨日、まあまあギリギリだったので」
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