厳しい寒さはいつまで? 雪の降り方は? 1か月予報
2020年12月31日16:31
1月は、期間の前半に強い寒気の影響を受けるため、北日本と西日本を中心に厳しい寒さとなりそう。日本海側では局地的な大雪のおそれも。
気象庁が発表した最新の1か月予報です。
この先1か月気温は低め 日本海側は大雪のおそれも
それによりますと、向こう1か月の気温は、偏西風が南へ蛇行し、寒気が流れ込みやすいため、北日本と西日本は「平年より低い」、東日本は「平年並みか低い」でしょう。沖縄・奄美は「ほぼ平年並み」の見込みです。
ポイントは、「1月中旬ごろにかけて厳しい寒さと大雪のおそれ」ということです。1月中旬ごろにかけて、日本付近は強い寒気の影響を受けるため、北日本や西日本を中心に気温が低く、日本海側では降雪量がかなり多くなる可能性があります。これまでに大雪となっている所では、さらに雪の量が増えるため、大雪によるなだれや屋根からの落雪に十分な注意が必要です。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方
【1月2日~1月8日】ポイントは?
この週のポイントは、「厳しい寒さが続く」ことです。
1月5日は二十四節気の「小寒」で、寒の入りです。これからさらに寒さが厳しくなる頃ですが、各地厳しい寒さが続きそうです。北日本や内陸部では、真冬日(最高気温が0℃未満)となる所が多く、昼間でも路面の凍結に注意が必要です。また、路肩に雪が積もって、見通しの悪くなる所もあります。車の運転は時間に余裕をもって、十分に注意してください。
【1月9日~1月15日】ポイントは?
この週のポイントは、「日本海側で大雪に注意」ということです。
北日本を中心に寒気が流れ込むため、日本海側では、断続的に雪が降るでしょう。山沿いを中心に、局地的に大雪となるおそれがあります。
北海道や東北、北陸、東海地方には、「低温と大雪に関する早期天候情報」が発表されていて、1月7日ごろから、気温が平年よりかなり低くなり、この時期としては降雪量がかなり多くなる可能性があります。また、近畿と中国地方にも「低温と大雪に関する早期天候情報」が発表されていて、1月6日頃から日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があります。また、関東甲信地方の山沿いでも平年より降雪量がかなり多くなるおそれがあります。
除雪などの作業は、はしごが動かないようにしっかりと固定して、1人ではなく、2人以上で、事故のないように安全を確認して行うようにしてください。また、水道の凍結などにも注意が必要です。
【1月16日~1月29日】ポイントは?
この週のポイントは、「この時期らしい寒さが続く」ことです。
1月前半の厳しい寒さは、少し和らぐものの、この時期らしい寒さが続きます。1月20日は二十四節気の「大寒」で、1年で最も寒くなる時期です。油断しないで、寒さ対策を万全にして、体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。
関連リンク
おすすめ情報
からの記事と詳細 ( 厳しい寒さはいつまで? 雪の降り方は? 1か月予報(日直予報士 2020年12月31日) - 日本気象協会 tenki.jp - tenki.jp )
https://ift.tt/3aVzns1
No comments:
Post a Comment