テレワークでは主にテキストチャットやWeb会議によってコミュニケーションを取る。上司は部下とコミュニケーションを取る機会が限られ、信頼関係を維持するのは容易ではない。ではどうすべきか。専門家の助言とリーダーの実践法を紹介する。
「テレワークでは部下とのコミュニケーションの機会を意識して増やすことが重要だ」。こう話すのはテレワークを含む働き方改革のコンサルティングを手掛ける、パーソルプロセス&テクノロジーの森啓亮ワークスイッチ事業部マネジャー/コンサルタントである。
テレワークになるとオフィスで仕事をしていたときと違い、部下とあいさつや雑談をしたり、仕事の様子をつぶさに観察したりといったことが自然にはできなくなる。「コミュニケーションの機会が減ると、部下との関係性は薄くなる。悩みや本音を聞き出しにくくなる可能性がある」と森マネジャーは指摘する。
そのためコミュニケーションの機会を意識して増やす必要がある。森マネジャーはチームでのミーティングにとどまらず、部下との1対1でのミーティングを定期的に実施したり、日ごろから雑談をする場を設けたりすることが重要だという。
実際にテレワークで積極的に雑談を推進する現場リーダーは少なくない。ITベンダー、サイダスの吉田真吾取締役CTO(最高技術責任者)はその1人である。「テレワークでは雑談の機会がない。チーム内の潤滑油として雑談が必要だ」と吉田CTOは指摘する。そこでテキストチャットとWeb会議によって雑談の場を複数設けている。
まずは、テキストチャットの雑談専用チャンネルだ。サイダスは100人強の全社員を対象に全社共通の雑談チャンネルを運用しており、多くの社員が食事、家族などプライベートな話題を書き込むという。「自分を含む管理職が率先して雑談を入力することで、利用が浸透していった」(吉田CTO)。
残りの雑談の場は3系統あり、いずれもWeb会議を使ったものである。
1つめは昼の「ランチタイム」または夕方の「コーヒータイム」の雑談会議だ。吉田CTOが率いる技術本部内の数人から成るチームごとに時間帯を決めて定期開催している。あるチームは週に1~2回、全員でWeb会議をしながらランチを取る。パーティーゲームをするケースが多いという。
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