新型コロナウイルスの影響で、意外な出費がかかったり、収入が減ってしまっているご家庭が多くあります。具体的にどんなお金が必要になったのかを見直して、今後のために、どのような備えをしておいたら良いのか、一緒に考えていきましょう。
新型コロナウイルスで家計が受けた影響は?
まずは新型コロナウイルスの蔓延により、最近どのようなお金がかかってしまったかをチェックしていきます。 一般のご家庭では、感染予防のためにマスクやアルコール消毒液が必要となりました。しかし、これらの商品は全国のドラッグストアやスーパーで品薄状態になり、需給のバランスが崩れています。 インターネットでは一時期、普段の10倍近い価格で取り引きされるようになりました。どうしても必要な方は、1枚100円ほどする値段が高いマスクを買わざるを得なかったでしょう。 また、感染拡大を防ぐために全国の学校が休校となりました。家で留守番ができる中学生や小学校高学年は良いのですが、小学校低学年など、子どもがまだ1人で留守番できず、いわゆるシッターさんなどを手配しなければならなかったご家庭もあるでしょう。 シッターさんにお願いすると、1時間1000円くらいはかかるため、午前9時から午後5時まで利用する場合、1日で8000円近くの大きな出費となります。 さらに、新型コロナウイルスの影響で収入が減ってしまったという方も多いはずです。日雇いやパートタイマーの方で会社が休業してしまったケースでは、働くことができずに収入が減ってしまいました。 フリーランスや自営業の方も、休校中の子どもの面倒を見るために仕事を休まざるを得なくなり、思うように働けない方もいるかもしれません。
普段から準備したいお金
新型コロナウイルスは今年の1月末から中国で流行が始まり、実際に私たちの生活に大きな影響が出始めたのは2月中旬くらいからでした。大きな心構えや準備期間がなく、マスクやトイレットペーパーが買えなくなったり、学校が休校になったりと不自由な生活になってしまったという方が多いでしょう。 新型コロナウイルスに限らず、地震などの自然災害、交通事故や病気など突然の出来事により、普段の生活が大きく変わってしまうというリスクは常に存在します。そのため私たちは、このような不測の事態に備えてしっかりとお金を貯めておく必要があるのです。 まず、日々の生活に使うお金の3ヶ月~6ヶ月分くらいは、すぐに使えるように貯金しておくようにしましょう。また、小さい子どもがいるご家庭で夫のみが働き、妻が専業主婦の場合は、夫の収入がなくなってしまうケースに備えて、保険に加入することも検討してはいかがでしょうか。 例えば、交通事故など、突然夫が亡くなってしまうリスクについては、10年の定期保険などでカバーすることが可能です。ライフステージの変化に合わせて保障内容を見直していくようにすると、無駄な保険に入らずに済みます。
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April 26, 2020 at 09:31AM
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【新型コロナウイルスの教訓】緊急事態に必要なお金の備えとは?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース
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