高性能の望遠鏡の活躍で宇宙に対する理解が大きく変わろうとしている。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は運用開始から1年半で遠方の宇宙に多数の天体を発見し，日本主導のX線宇宙望遠鏡XRISMは1月に待望の初期観測データを公開。月や太陽へ向かう探査機は次々と成功を収め，掃天観測の充実が銀河系の構造や宇宙全体の大規模構造の研究を押し進めている。熱気が高まる天文学の現場を伝える。
ウェッブ望遠鏡の大発見 明るすぎた宇宙の夜明け 播金優一
巨大空洞ボイド 無に刻まれた宇宙の歴史
M. D. レモニック
X線宇宙望遠鏡 XRISM開眼 中島林彦 協力：田代 信
星の地図が明かす 天の川銀河波乱の130億年
A. フィンクベイナー
太陽探査機で迫るコロナと太陽風の謎 R. ボイル
月の景色をとらえた日米の探査機 遠藤智之
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科学＆テクノロジー
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