国の観光需要の喚起策「全国旅行支援」の再開を受け、宮城県でも、１０日から３月末にかけて、旅行代金の割引率を半分に引き下げて旅行支援が実施されます。
国の「全国旅行支援」は、観光需要が集中するとして年末年始を対象から外していましたが、１０日の宿泊分から再開し、宮城県でも内容を変更して再び始まります。
県によりますと、割引率はこれまでの４０％から半分の２０％に引き下げられます。
割り引きを受けられる上限も変わり、▽宿泊と、鉄道やバスなど交通機関の利用とセットの旅行商品では１泊あたりでこれまでの８０００円から５０００円に、▽それ以外の宿泊施設のみの利用や日帰りはこれまでの５０００円から３０００円にいずれも引き下げられます。
利用にあたっては、▽ワクチン接種の証明書か、▽ＰＣＲ検査などによる陰性証明の提示が必要です。
ワクチン接種の証明書を使う場合、これまで、県内在住者はワクチン２回の接種で利用できましたが、今回は３回の接種が求められていて注意が必要です。
新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光業などの業績が回復しきっていないなか、割引率を下げた形での再開がどこまで需要回復の起爆剤になるかが課題になりそうです。
からの記事と詳細 ( 「全国旅行支援」再開 割引率は半分に引き下げ｜NHK 宮城のニュース - nhk.or.jp )
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