関西 台風14号はあす19日(月)からあさって20日(火)に最接近
2022年09月18日12:22
台風14号はこのあと九州にかなり接近または上陸し、あす19日(月)は進路を東よりに変え、あすの夜からあさって20日(火)の午前中にかけて、暴風域を伴いながら関西に最も接近し、大雨の恐れがあります。これからあさってにかけて、暴風やウネリを伴った高波、高潮に厳重な警戒が必要です。
関西 きょう18日(日)は紀伊半島や滋賀県を中心に雨
きょう18日(日)は台風の北上に伴い、関西では暖かく湿った空気の流れ込みが次第に強まる見込みです。このため、南東風が吹きつける紀伊山地の南東斜面や滋賀県を中心に雨が降り、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。また、太平洋沿岸ではウネリを伴った大しけとなり、特に和歌山県南部では次第に猛烈なしけとなる見込みです。沿岸部には絶対に近づかないようにしてください。
関西 あす19日(月)の午後以降は雨や風のピークに
あす19日(月)は台風が次第に関西へ近づき、夕方以降は台風本体の活発な雨雲がかかる見込みです。このため、あすはさらに広い範囲で雨が降り、午後は暴風を伴うでしょう。ハザードマップで周囲に危険な場所がないかを調べ、雨や風が強まるのを待たずして、明るいうちに避難を済ませるようにしてください。雨や風による影響は、20日(火)にかけて続く見込みです。交通機関への影響が長引く恐れもありますので、予定の変更も視野に入れましょう。
播磨灘周辺では記録的な高潮の恐れ
台風の接近による気圧の低下(吸い上げ効果)や、強い風(吹き寄せ効果)の影響で、高潮の恐れがあります。特に、播磨灘周辺では過去の最高潮位に匹敵する記録的な高潮となる恐れもあります。なお、高潮は海岸沿いだけではなく、海に比較的近い河川の水位にも影響することがあるため、厳重な警戒が必要です。
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