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Tuesday, April 19, 2022

<2022年最新比較>おすすめ入退室管理システム16選! - テレビ東京

入退室管理システムとは、特定の認証機器を利用し、オフィス・ビルでの人の出入りを管理するシステムです。

あらかじめ権限を付与された人しか入室できないため、情報漏えいのリスクを低減できます。

この記事では、おすすめの入退室管理システムを16種類ピックアップ。それぞれの機能・特徴・金額を比較しているので、自社のニーズに合うものを見つけましょう!

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入退室管理システムの主な解錠方法


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ひと口に「入退室管理システム」といっても、解錠方法はさまざまです。
導入の手軽さや精度のレベルは異なるため、それぞれの特長を理解しておきましょう。

一般的な入退室管理システムに使われている、主な解錠方法を紹介します。

▼ICカード
ICカードは比較的安価に導入できる・非接触型で衛生的に使えるのがメリットです。
近年は交通系のICカードをそのまま使えるシステムも増えており、使い勝手が良いです。
ただしカードという物理的なアイテムを使うため、紛失・盗難リスクが常にあります。
高いセキュリティレベルを求める企業には、あまりおすすめできません。

▼暗証番号
ドアにテンキー付きの機器を取り付け、暗証番号で解錠するシステムです。
カード類を発行する必要がなく、導入コストを安価に抑えられます
システムによってはPCで暗証番号を管理できるため、扱いやすいのもメリットです。

注意点としては、暗証番号を知られれば誰でも入室できること・個人を特定しにくいことが挙げられます。
気を付けて運用しないと、期待通りのセキュリティ効果を得ることは難しいでしょう。

また、暗証番号タイプは「接触型」の機器を使います。衛生面に配慮が求められる昨今、導入には注意が必要です。

▼スマートフォン
スマートフォンの情報をシステムに登録しておけば、ICカードや暗証番号なしでロック解除できます。
社員全員がスマートフォンを持っていて、専用アプリのインストールに抵抗がない場合には導入が可能です。

▼生体認証
生体認証は、人間の体の一部を機器に登録するシステムです。
登録した情報とかざした部位の情報が一致すれば、ロックが解除されます。

生体認証の種類は、指紋・静脈・虹彩・顔認証などが一般的です。
紛失・盗難によるリスクがなく、高レベルのセキュリティを実現できます。

注意点としては、導入費用が高額になること・システムによって精度が異なることです。
精度の低いシステムを導入してしまうと、「入室許可を与えられているはずなのに入室できない...」という事態が頻発する可能性があります。

▼ウォークスルー顔認証
最新の生体認証システムで、歩きながらの顔認証が可能です。
最新技術が使われているぶん導入コストは高めですが、セキュリティレベルには満足できるでしょう。

マスクをした顔も認識するため、入室の煩わしさを低減させたい企業には最適といえます。

またウォークスルー顔認証なら、1度に大勢の顔認証を行うことも可能。人の出入りが多いビルや、大型イベントなどには特におすすめです。

価格帯で見るおすすめ企業規模


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入退室管理システムはさまざまな種類があり、導入価格も異なります。
ここでは、企業規模にあったシステムの価格帯を紹介します。

■〜6,000円/月
「高度なセキュリティは不要」「管理したい人数が5人以下」という小規模事業所なら、月額6,000円ほどで使い勝手のよい入退室管理システムが見つかるでしょう。

解錠方法は、ICカードやテンキー・スマートフォンを使うタイプがほとんど。
安価で手軽な「シール貼り付けタイプ」なら、機器の取り付け工事も必要ありません。

導入のハードルは低く、手間・負担なくセキュリティレベルを上げられます。

■〜19,000円/月
従業員数100人以下の中規模事業所なら、月額2万円弱のシステムがおすすめです。
この価格帯なら、生体認証に対応するシステムも見つかるでしょう。
また扉数の上限はシステムによってさまざまですが、4~8扉はカバーできるはずです

ただし生体認証システムは、初期費用が高額になるケースが少なくありません。
コストを計算するときは、機器にかかる費用・工事費も含めてチェックしましょう。

■20,000円/月~
従業員300~500人以上の大規模事業所は、高いセキュリティレベルが必要だったり、設置する扉の枚数が多かったりします。必然的に月額料金も高額になると考えましょう。

実際にどのくらいの金額になるかは、企業規模・ニーズによって異なります。
ただし設置したい扉が10枚以上ある・求めるセキュリティレベルが高いといった場合は、金額も要相談となるでしょう。

また近年は、コロナ対策に対応しているシステムもあります。
このタイプなら、通常のセキュリティに加え、社員の検温や体調チェックも容易です。

入退室管理システムおすすめ5選


1.カギカン

nyutaishitsu_20220420_03.jpg画像出典元:「カギカン」公式HP

【特徴】
・多彩な解錠方法
・オートロック機能
・入退室管理機能

【解説】
スマートフォン・ICカード・PINコードと、多彩な解錠方法がそろっている入退室管理システムです。
マグネットセンサー搭載で、ドアが閉まると自動でロックされます。
ドアの閉め忘れといった単純ミスでセキュリティレベルが下がることはありません。
また入退室管理機能を使えば、社員の勤怠管理も容易です。
誰が・いつ・どのくらい室内に滞在したかを日別・ユーザー別に表示できます。
クラウド型のシステムで、機器を設置すれば即日利用可能です。

ただしICカードやスマートフォンの管理が甘いと、一気にセキュリティレベルは下がります。

【料金プラン】
▶初期費用:なし
▶月額利用料※税表示不明

【カギカンBasicプラン】
コンソール利用料:4,950円/月
利用者課金:110円/人
機器レンタル利用料:1,540円/1セット

【おすすめ企業規模】
小~中規模企業向け

2. bitlock Starter Kit

nyutaishitsu_20220420_04.jpg画像出典元:「bitlock Starter Kit」公式HP

【特徴】
・取り付け工事不要
・既存のカードに対応
・勤怠管理システムと連携可能

【解説】
スマートフォンやICカードで解錠するシステムです。
カードは交通系ICカードに対応するので、別途作成する必要はありません。
設置する機器はシールタイプで、取り付け工事が不要なのもメリットです。
また個人の入退室ログは、CSV形式で勤怠管理システムに送れます。
個々の入退室時間が一目で分かり、正確な勤怠管理が可能です。
機器はシールで貼り付ける簡単仕様ですが、「反応が悪いときがある」「前触れなく電池が切れる」などの声も聞かれました。

【料金プラン】
▶初期費用:不要
▶月額利用料:
5,000円(税込)/台~

【おすすめ企業規模】
小~中規模企業向け

3. Akerun

nyutaishitsu_20220420_05.jpg画像出典元:「Akerun」公式HP

【特徴】
・工事なしで初期費用を抑えて導入できる
・スマートフォン・既存のICカードで解錠
・クラウドでログ管理

【解説】
スマートフォンや既存のICカードで解錠できる入退室管理システムです。
機器はドア鍵のつまみにかぶせるように貼り付ければOK。大規模工事は必要なく、即日利用開始が可能です。
入退室ログはクラウド上で管理されるため、どのデバイスからでも確認できます。
勤怠管理システムとの連携が可能な点もメリット。
ただし「反応が遅い」という声もあるので、スマートフォンやICカードとの相性によっては使いづらさを感じるかもしれません。

【料金プラン】
要問い合わせ

【おすすめ企業規模】
小~中規模企業向け

4. iDoors

nyutaishitsu_20220420_06.jpg画像出典元:「iDoors」公式HP

【特徴】
・二重認証可能
・顔認証・指紋認証リーダーにも対応
・管理サーバーの自社設置不要

【解説】
ICカード・スマートフォンの他、顔認証や指紋認証にも対応できます。
よりセキュリティレベルを上げたいときは2つ以上の解錠方法を組み合わせることも可能です。
徹底したセキュリティ管理を行いたい企業に適しているといえるでしょう。
ログの管理などはクラウドサーバーで行われるため、自社にサーバーを設置する必要はありません。
確度の高いセキュリティを実現できますが、機器設置のための工事が必要です。
見積もりなどを含めると、使用開始までに約1カ月かかります。

【料金プラン】
▶初期費用:564,300円(税込)~
▶月額利用料:9,900円(税込)~
※いずれも1ドア‧入室管理のみ‧カード認証の場合

【おすすめ企業規模】
中~大規模企業向け

5. 富士通ネットワークソリューションズ Stronguard

nyutaishitsu_20220420_07.jpg画像出典元:「富士通ネットワークソリューションズ Stronguard」公式HP

【特徴】
・高い認証性
・場所に合わせたセキュリティレベルを実現
・準屋外対応可能

【解説】
手のひらの静脈を解錠キーとするシステムです。
よりセキュリティレベルを上げたい場合は、ICカードなどと組み合わせて使えます。
システムは1台で全てのログを管理できる上、場所に合わせてセキュリティレベルを変えられます。
さまざまなサービスを組み合わせる必要がなく、理想のセキュリティネットワーク構築が可能です。
高いレベルのセキュリティが必要な企業には最適ですが、ニーズを全て満たそうとするとコスト面の負担が大きくなる可能性があります。

【料金プラン】
要問い合わせ

【おすすめ企業規模】
大規模企業向け

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その他おすすめの入退室管理システム


1.GG-2

nyutaishitsu_20220420_08.jpg画像出典元:「GG-2」公式HP

【特徴】
・カスタマイズしやすいオンプレミス型
・24時間体制のサポートサービス
・照明・空調との連動可能

【解説】
パッケージタイプのオンプレミス型システムです。
機能を自由に選択でき、自社のニーズに合わせてカスタマイズできます。
24時間体制のコールセンターがバックアップしてくれるため、極めて高いセキュリティレベルを維持できるでしょう。

解錠方法は、生体認証・ICカードなど、ニーズに合わせて選べます。
照明・空調とも連動でき、拡張性が高いのも魅力です。
セキュリティ・使い勝手とも十分なレベルですが、エラー対応に時間がかかったという意見もありました。

【料金プラン】
要問い合わせ

【おすすめ企業規模】
中~大規模企業向け

2.セサモTRⅡ

nyutaishitsu_20220420_09.jpg画像出典元:「セサモTRⅡ」公式HP

【特徴】
・1台のPCで最大50拠点の出入管理が可能
・セコムならではのセキュリティノウハウ
・アンチパスバック機能搭載

【解説】
PC1台で最大50拠点・遠隔管理サーバーを導入すれば最大400拠点の管理が可能です。
オンプレミス型でセコムのノウハウを生かしたハイレベルな防犯管理システムが適用されるため、セキュリティニーズの高い企業にもマッチします。
カードを持たない人や入退室履歴に不信な点がある人の退室・入室を制限するアンチパスバック機能も搭載されており、セキュリティレベルは高いといえます。
ただしクラウド型の入退室管理システムと比較すると、コスト面は高額になるでしょう。

【料金プラン】
要問い合わせ

【おすすめ企業規模】
中~大規模企業向け

3.Webvisor

nyutaishitsu_20220420_10.jpg画像出典元:「Webvisor」公式HP

【特徴】
・高いセキュリティレベル
・複数の入退室管理システムから選定
・カメラやソフトは信頼性の高い日立製

【解説】
入退室管理システムと映像監視システムを組み合わせた、高いセキュリティレベルが魅力です。

映像機器やソフトには日立製品が使われており、日立システムズならではの技術力とサポート力の恩恵を受けられます。
録画された画像は監視センターにて長期保存されるため、万が一トラブルが起こっても証拠の確保は難しくありません。

また入退室管理システムは複数のセキュリティレベル・解錠方法が用意されており、自社のニーズにマッチしたセキュリティレベルを実現できます。

複数の認証方法を組み合わせられるのは便利ですが、「それなりのセキュリティレベルでよい」という企業にはオーバースペックとなるでしょう。

【料金プラン】
要問い合わせ

【おすすめ企業規模】
中~大規模企業向け

4.KEYVOX

nyutaishitsu_20220420_11.jpg画像出典元:「KEYVOX」公式HP

【特徴】
・工事不要
・多彩な解錠方法
・予約、決済、チェックインも可能

【解説】
アプリ・ICカード・テンキーなどでの解錠が可能です。
設置工事はありますが、壁に穴を空ける必要はありません。
気軽に導入したい企業にはぴったりです。

また別途契約を行えば、レンタルスペースや旅館・ホテルといった、「空間ビジネス」の総合プラットフォームとして使えます。
デバイス1つで鍵の貸し借りやスペースの予約などに対応でき、非対面・非接触の顧客対応を可能にします。

スマートフォンで入退室管理できるなど使い勝手に配慮されていますが、「認証が遅い」という意見もありました。

【料金プラン】
▶初期費用: 88,600円(税別)/台~
▶月額利用料
通常プラン 1部屋:5,000円(税別)/台

【おすすめ企業規模】
小~中規模企業向け

5.ALLIGATE

nyutaishitsu_20220420_12.jpg画像出典元:「ALLIGATE」公式HP

【特徴】
・ニーズにマッチする多彩なラインアップ
・ハイエンドモデルは勤怠管理と連動可能
・工事不要モデルは初期費用0円

【解説】
取り付け工事が必要な電源タイプと、すぐに取り付け可能な電池タイプがあります。
「物理鍵に変わるスマートロックがほしい」という企業から、「勤怠管理まで一気通貫で行いたい」という企業まで対応可能です。

解錠方法ICカードまたはスマートフォンの2種類から選択でき、ログはクラウド上で管理します。

ただし生体認証には対応しないため、高度なセキュリティレベルを求める企業には物足りないかもしれません。

【料金プラン】
▶初期費用:50,000円(税別)~
(ALLIGATE HandleLockは無料)
▶月額利用料
ALLIGATE HandleLock: 3,000円(税別)/扉
ALLIGATE Lock Pro: 15,000円(税別)/扉

【おすすめ企業規模】
小~大規模企業向け

6.デイリACE

nyutaishitsu_20220420_13.jpg画像出典元:「デイリACE」公式HP

【特徴】
・カード登録・設定・変更が簡単
・他システムとの連動可能
・入退室ログを20,000件保存

【解説】
ICカードを解錠方法とする入退室管理システムです。

カード登録・変更・解除は全てカードリーダーで行える上、既存のカードにも使えます。
入室ログはシステム上に20,000件保存でき、SDカードへの自動バックアップにも対応します。

また勤怠管理システムは、防犯カメラやセンサーと連動して使えます。
防犯までカバーしたい企業には、有力な選択肢になります。

Panasonic製で信頼度も高いですが、導入スタイルによっては高額になることも覚悟しておきましょう。

【料金プラン】
要問い合わせ

【おすすめ企業規模】
中~大規模企業向け

7.RemoteLOCK

nyutaishitsu_20220420_14.jpg画像出典元:「RemoteLOCK」公式HP

【特徴】
・1人ずつ異なる暗証番号を付与
・複数拠点を一元管理可能
・宿泊関連サービス・時間貸し関連サービスと連携可能

【解説】
暗証番号で解錠する、入退室管理システムです。
1人ずつ異なる番号が付与されるため、ICカードのように貸し借りできないメリットがあります。

1システムで最大1,000ユーザー分の暗証番号登録ができ、複数拠点の一元管理も可能です。
宿泊関連サービス・時間貸し関連サービスとも連携でき、ビジネスの可能性を広げたい企業におすすめできます。

ただし導入時には、鍵本体の購入費のほか、取り付け工事費・システム利用料が必要です。

【料金プラン】
▶初期費用:
鍵本体の購入費:38,500~86,900円(税込)
鍵取り付け工事費:30,000~40,000円/個(税別)
▶月額利用料
スタータープラン:1,100円(税込)/台
スタンダードプラン:1,650円(税込)/台 ※設置台数上限:100台

【おすすめ企業規模】
小~中規模企業向け

8.予約ルームズ

nyutaishitsu_20220420_15.jpg画像出典元:「予約ルームズ」公式HP

【特徴】
・会議室・共用スペース特化型
・入退室状況を確認可能
・システムから予約可能

【解説】
会議室・共用スペースの管理に特化した入退室管理システムです。
スペースの利用状況・入退室状況はWebで確認・ダウンロードできます。
また予約が必要な場合は、デバイスから空きを探して予約できる仕様です。
空予約を自動的にキャンセルする機能も付いており、会議室・共用スペースの効率的な利用が可能になります。
会議室・共用スペースの使い方に問題がある企業におすすめですが、用途が限定されるため、全ての企業に向いているというわけではありません。

【料金プラン】
要問い合わせ

【おすすめ企業規模】
中~大規模企業向け

9.BIVALE入退室管理サービス

nyutaishitsu_20220420_16.jpg画像出典元:「BIVALE入退室管理サービス」公式HP

【特徴】
・日立カスタマーセンターが24時間365日サポート
・既存のICカードを利用可能
・拡張性が高い

【解説】
システムを導入すると、日立カスタマーセンターが常時監視を行います。
万が一トラブルが発生した際は、最寄りの事業拠点からエンジニアが派遣される仕組みです。
事業拠点は全国に300店あるので、オフィスに近い場所が対応してくれるでしょう。

また解錠方法はICカードですが、Nタグシールを貼り付ければ既存のカードも利用できます。
クラウド式のためサーバー設置の必要がなく、スムーズな拡張が可能です。

システムや操作そのものの不満は少ないようですが、「ベンダーの説明が足りない」という声が聞かれました。

【料金プラン】
機器販売(運用費別途)と業務委託契約の2種類のプランが用意されています。
以下は業務委託契約時の料金です。
▶初期費用:なし
▶月額利用料
1ドア:約21,000円/月
4ドア:約29,000円/月

【おすすめ企業規模】
中~大規模企業向け

10.AMANO

nyutaishitsu_20220420_17.jpg画像出典元:「AMANO」公式HP

【特徴】
・多彩な解錠方法
・充実したセキュリティ機能
・勤怠管理にも使える

【解説】
「リアルタイム監視方式」「簡易認証方式」を備える入退室管理システムです。
セキュリティレベルの異なる複数箇所に設置したい場合はリアルタイム監視方式、手軽にシステムを導入したい場合は簡易認証方式がよいでしょう。

どちらのタイプも豊富な解錠方法を備えている上、入退室ログの管理・出力も可能です。
入室・退室時間が明確化し、タイムカード代わりに使えます。

ただし、より業務効率を上げようと考えるなら、AMANOの勤怠管理システムや人事・労務管理システムと連携させた方が、効果を実感しやすいでしょう。

【料金プラン】
要問い合わせ

【おすすめ企業規模】
中~大規模企業向け

11.SECURE AI Office Base

nyutaishitsu_20220420_18.jpg画像出典元:「SECURE AI Office Base」公式HP

【特徴】
・精度の高い顔認証
・ワンタイムパスワードを発行可能
・複数拠点の一元管理

【解説】
精度の高い顔認証方式で、万全なセキュリティ対策を行えます。
解錠・施錠の遠隔操作ができる上、ゲストにはワンタイムパスワードを発行可能です。
部外者を確実に排除でき、セキュリティレベルをアップできます。

また社員の出社状況もログで確認できるため、勤怠管理も容易です。
拠点の入退室管理システムも1カ所で管理でき、各拠点の様子も簡単に把握できます。

【料金プラン】
▶初期費用:
デバイス購入費+取り付け工事費(要見積もり)
▶月額利用料
顔認証入室管理ライトプラン:10,000円/台
顔認証入/退室ベーシックプラン:20,000円/台
※税表示不明

【おすすめ企業規模】
小~大規模企業向け

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入退室管理システムを比較する際のポイント


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自社にマッチした入退室管理システムを選ぶ際は、「コスト」「セキュリティレベル」「導入のハードル」を考慮する必要があります。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

1.導入から撤去まで合わせたコストで検討する
入退室管理システムが提示している「○○円」は、月額利用料であることがほとんどです。
安易に契約してしまうと、高額な機器費用・工事費用に驚くかもしれません。
入退室管理システムのコストは、機器費用・工事費用・月額利用料・保守管理費用をトータルして考えましょう。

例えば機器費用は、テンキータイプやICカードタイプなら5〜20万円程度です。
しかしより精度の高い虹彩認証や顔認証を選ぶと、機器だけで100万円以上かかるケースもあります。

2.ニーズに合ったセキュリティレベルを選ぶ
入退室管理システムを選ぶ際に重要なのは、「自社にはどのくらいのセキュリティレベルが必要か」を明確にすることです。

高いセキュリティレベルが不要なら、テンキータイプやICカードタイプでも不足はありません。
コストパフォーマンスのよいシステムが見つかるでしょう。

一方企業機密を扱うような場所は、生体認証システムが安心です。
導入費用は高額になりますが、高レベルのセキュリティを維持しやすくなります。

3.取り付け工事が必要かどうかもチェック
入退室管理システムには、取り付け工事が必要なもの・不要なものがあります。
工事の有無で導入の時期・コストが異なるため、事前にチェックしておくのがおすすめです。

一般に、セキュリティレベルが低いシステムには取り付け工事が不要なケースが多く見られます。
精度の高いシステムは設置にも慎重を期す必要があり、タイミングによっては設置までに数カ月かかる可能性もあります。

入退室管理システムを導入するメリット


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入退室管理システムの導入により、企業はセキュリティ面でさまざまなメリットを享受できます。
例えば「不審者のふるい落とし」「入室管理の徹底」「コスト削減」は、アナログ式のセキュリティでは実現できない効果です。
それぞれについて、詳しく紹介します。

1.不審者・部外者を排除できる
最も大きなメリットの一つが、不審者・部外者排除の確率が上がる点です。
システムはあらかじめ登録した情報に基づいて、入室の可否を判断します。条件に合わない人は徹底的に排除され、入室できません。
企業機密を扱っていたり重要な資料を置いていたりしても、情報漏えいのリスクは少なくなります。

2.入退室履歴を管理できる
入退室管理システムでは、入室権限は個人情報に紐付けられています。
入室のログを解析すれば「いつ」「誰が」入室したのか、容易に分かる仕組みです。

セキュリティトラブルが発生した際、「室内に誰がいたのか」を把握でき、情報の把握・容疑者の特定をしやすくなるでしょう。

また近年は入退室管理システムと勤怠管理システムを連動させる企業も少なくありません。
適切なシステムを選択すれば、労務管理業務の効率化にもつながります。

3.セキュリティコストの削減につながる
警備員やガードマンを配置してセキュリティレベルを上げる方法もありますが、24時間365日の警備は困難です。
各部屋でこれを行った場合、莫大な人件費が発生するでしょう。

一方入退室管理システムなら、少ないコストで確度の高いセキュリティ効果を得られます。
システムを変更しない限り、効力は24時間365日です。
費用対効果が高く、企業は満足度の高いセキュリティを実現できるでしょう。

入退室管理システムを活用するコツ


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入退室管理システムをより有効活用するには、使い方に工夫を加えることが重要です。
システムのメリットを最大限に生かせる、活用のコツを紹介します。

1.他のシステムと連携させる
入退室管理システムと勤怠管理システムを連携させれば、社員は出勤・退勤の度にタイムカードを押す必要がなくなる上、勤怠管理の正確性も高まります。
担当者の負担が軽減され、その分他の業務に注力できるようになるでしょう。

また監視カメラと入退室管理システムを連動させれば、セキュリティの精度がより高まります。
あるいはエアコンと連動させて、電気代のコストカットを目指すのもよいでしょう。

どのシステムと連動できるかは、入退室管理システムによってさまざまです。
購入前に、連動可能なシステムについてチェックしておくことをおすすめします。

2.場所に合うセキュリティレベルを設定する
企業規模が大きい場合、部署・場所によって求められるセキュリティニーズは異なります。
一律で同じセキュリティレベルを導入するのではなく、場所に合わせたセキュリティを適用しましょう。

重要機密のない部屋に生体認証システムを導入してもオーバースペックです。
まずは自社の内部をセキュリティレベルごとにゾーニングしてみましょう。
重要度の高い場所には生体認証システム、低い場所にはICカードやテンキー、と使い分ければ、コスト・労力のムダが出にくくなります。

入退室管理システムを導入するデメリット


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入退室管理システムにも、「デメリット」と感じる部分もあります。
すでに導入済みの企業は、どのような点に不満を感じているのでしょうか?詳細を紹介します。

1.エラー対応が必要になる
入退室管理は機械で行うため、調子が悪ければエラーが出ます。
担当者は都度機器の設置場所まで確認に行かなければならず、煩わしいと感じることがあるでしょう。

特に生体認証システムを導入している場合、その日の体調によって本人でも弾かれてしまうことがあります。何度も続けば、本人も担当者も気まずい思いをすることになります。

2.社員のセキュリティ教育が必要になる
生体認証以外の方法で解錠するシステムは、解錠アイテムなどの管理が重要な問題です。
ICカードを貸し借りしたり暗証番号を教えたりすれば、セキュリティレベルは一気に低下してしまうでしょう。

ICカードや暗証番号・スマートフォンなどを利用する入退室管理システムを使うなら、社員のセキュリティ教育も必要です。
システムを導入する前に、「貸し借りしない」「番号を教えない」ことの重要性を全社員で共有しましょう。

まとめ


入退室管理システムは、情報が重要な価値を持つ現代に必要なシステムです。
導入コスト・機能はさまざまなので、自社にマッチしたものを選びましょう。

近年は、「情報管理の甘い企業はコンプライアンスが徹底していない」とみなす傾向も少なくありません。

ステークホルダーや取引先に悪印象を与えないよう、「うちの企業ではこのような入退室管理システムを導入し、セキュリティ対策に努めている」と言えるのが理想です。


料金などのサービスについてより詳しく知りたい方は資料を参照ください。
(※以下から資料請求できないサービスもございます)
入退室管理システムの資料を一括請求(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

画像出典元:Unsplash、Pixabay

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