仙台放送
今年1月、仙台市宮城野区の自宅で、当時85歳だった夫を殺害したとして、殺人の罪に問われている84歳の女の裁判員裁判で判決です。仙台地方裁判所は、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。 判決を言い渡されたのは、宮城野区の無職、佐々木美千代被告、84歳です。判決によりますと、佐々木被告は、今年1月、宮城野区の自宅で就寝中だった、夫の甲さん、当時85歳の首と腹を包丁で刺し、殺害したとして、殺人の罪に問われています。 これまでの裁判で、検察側は「佐々木被告が介護に疲れ、苦しんでいた」としつつも、「ケアマネジャーなど、周囲の協力が十分に得られる状況にあった」などと指摘し、懲役5年を求刑。 一方、弁護側は、執行猶予付きの判決を求めていました。 12月2日の判決で、仙台地裁の大川隆男裁判長は、『要介護3』と認定されていた夫を献身的に介護しつつも、腰の圧迫骨折による痛みから、「夫を殺害して自らも死のうと決意した」と指摘。一方で、「介護の負担は、重かったにも関わらず、周囲から十分な支援を受けていなかった」などとして、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
からの記事と詳細 ( 介護必要な夫(当時85)を殺害 84歳の女に有罪判決〈仙台市〉(仙台放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3luS9Lg
No comments:
Post a Comment