愛猫の歯磨きはしていますか? 愛猫が嫌がる、難しそうなどを理由に歯磨きをしていない飼い主さんも多いようです。そこで今回は、愛猫が歯磨きを克服しやすくなる方法をご紹介。まずはスキンシップから始めて、ゆっくり練習していきましょう。
歯磨きをしないとおこるトラブル
猫の口の中は強いアルカリ性であるなどの理由から、猫は虫歯になりにくいといわれていますが、以下のトラブルには注意が必要です。 ・歯周病(歯肉炎・歯周炎) 最初は、細菌が歯と歯茎の間に入ることで歯肉が炎症を起こす「歯肉炎」に。進行してしまうと、歯のまわりの組織が炎症を起こし、「歯周炎」になってしまいます。 ・歯の吸収病巣 破歯(はし)細胞が働くことで、初期は歯茎の際が赤く腫れて歯が溶け、内部が露出するため激しい痛みがあります。
歯磨きに慣れてもらうためにできること
歯磨きをスムーズにできるよう、まずはスキンシップから始め、少しずつ口や歯に触れられることに慣れる練習をしましょう。練習するときは、猫の緊張や警戒心が少しでも和らぐよう、飼い主さんが笑顔でいることが大切です。ただし、指を噛まれてしまうこともあるので、猫が嫌がるそぶりを見せたらすぐに手を離すようにしてください。 1.触ると喜ぶところから優しくなでる 猫がリラックスできる体勢で、あごの下あたりを優しくなでることから始めてみましょう。 2.口まわりを軽く触る 口まわりを軽く触ってみましょう。大丈夫そうであれば、両手で猫の口から頬にかけて、少しずつ揉むように触ります。 3.口角を引っ張り上げてみる 2で口から頬の部分を揉むことができたら、そのままさりげなく口角を引っ張り上げてみましょう。奥歯まで見え、笑っているような顔になればOKです。 この動作は嫌がる猫が多いので、できそうになったらほめておやつを与えることを繰り返すといいかもしれません。「これをすればいいことがある」と、猫に好印象をもたせることが大切です。 4.前歯にふれる 片手を猫のあご下に添え、もう片方の手の人差し指で猫の上唇を少し持ち上げながら、猫の前歯を軽く触ってみましょう。難しい場合は、愛猫がお気に入りのペーストや、ウェットフードの汁を指につけて挑戦してみましょう。おいしそうなニオイがする指であれば、受け入れてくれるかもしれません。 5.奥歯にふれる 片方の人差し指で上唇をしっかりと持ち上げ、もう片方の人差し指で奥歯を軽く触ります。万が一猫が嫌がったら、無理をせずにその場ですぐにやめましょう。 1~5までできるようになったら、愛猫に歯ブラシを与えてみるのもおすすめです。嫌がらないようであれば、舐めさせたり、噛ませたりしてみましょう。
からの記事と詳細 ( 猫に「歯磨き」は必要!歯磨きに慣れてもらうためにできること(ねこのきもち WEB MAGAZINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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