多くの会社が利用しているオンラインストレージですが、個人向けのものをビジネスに使ってしまっているパターンが多く見られます。
法人向けのオンラインストレージは、個人向けのものよりセキュリティが強固なので、ビジネスで活用する場合は断然こちらがおすすめです。
この記事では、法人向けオンラインストレージの概要や選定ポイント、おすすめのサービス9選を紹介していきます!
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法人向けのオンラインストレージとは?
法人向けオンラインストレージとは、企業のファイル保管や共有に特化したオンラインストレージのことです。
個人向けのものと比べてログ管理や端末認証機能などのセキュリティ性能が強化されています。
その分料金は個人向けのように無料ではなく、月額数千円~からというのが基本です。事業規模の大きい企業では、費用が月に数十万円になるケースも珍しくありません。
また、個人向けのサービスと比較して、サポート体制が充実しており、テキストだけでなく電話やメールでも対応してくれるというメリットがあります。テキストだけでなく電話やメールなどでも対応してくれます。
法人向けオンラインストレージの3つの選定ポイント
1.セキュリティ性能の高さ
法人向けオンラインストレージでは機密情報を扱うことも多く、特にセキュリティ性能の高さが重要になります。
導入の際は、ファイル暗号化やIPアドレス権限、ウイルスチェック機能などが充実しているサービスを選びましょう。
ツールに頼りきりになるのではなく、定期的に情報セキュリティに関する研修などを行って、社員の意識を向上させることも重要です。
2.サポート体制が充実しているか
サポート体制の有無や程度は企業によってさまざまですので、事前によく確認する必要があります。
特に海外発祥のサービスだと日本語サポートが不十分なところもありますので注意が必要です。
対応言語をよく確認し、電話やメール、チャットなど多様な方法で対応してくれるところを選びましょう。
3.コスト・費用面が適切か
コストや費用面が自社に合っているかどうかも重要です。
月額費用が安くても初期費用が高ければ、結果的にコスト高になる可能性があります。
料金体系は主に「データ容量課金タイプ」と「ユーザー課金タイプ」に分けられます。
料金の安さだけではなく、導入後に得られるベネフィットや費用対効果をよく考えましょう。
自社にあった法人向けオンラインストレージが見つかる!フローチャート
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人気の法人向けオンラインストレージおすすめ5選
1.セキュアSAMBA
画像出典元:「セキュアSAMBA」公式HP
【特徴】
・中小企業向けオンラインストレージとしての導入実績が豊富
・サポート体制が充実している
【解説】
「セキュアSAMBA」は、中小企業向けのオンラインストレージです。
英語と日本語に対応しており、導入前から導入後まで専任のコーディネーターがトータルサポートしてくれます。
非同期型ですので、ローカルでファイルを変更しても必要以上にオンラインストレージの容量を圧迫することもありません。
操作性にも優れており、全体的にバランスのよい法人向けオンラインストレージといえるでしょう。
ただし一括ダウンロードができないなど、不便な部分があります。
【料金プラン】
・初期費用(税別)
ライトプラン:15,000円
ビジネスプラン:35,000円
・月額費用(税別)
ライトプラン:15,000円
ビジネスプラン:35,000円
・無料トライアル:5GBまでフリープランあり
2.Google Drive(法人)
画像出典元:「Google Drive(法人)」公式HP
【特徴】
・Googleが提供する他のサービスも利用できる
・Googleのインフラを利用しているため動作が安定している
【解説】
「Google Drive」は、Googleが提供する法人向けのオンラインストレージです。
インフラがしっかりしているため、セキュリティの高さはもちろんのこと動作が非常に安定しています。
月額680円から利用できるので、コストパフォーマンスを重視する人にもおすすめです。
Google Workspaceのひとつとして提供されていますので、CalendarやChatといった他のGoogleサービスも利用できます。拡張性が高く高品質な法人向けオンラインストレージといえるでしょう。
ただしファイル形式によってはスマホから閲覧できなくなるなど、モバイル端末での視認性に懸念があります。
【料金プラン】
・初期費用
詳細はお問い合わせが必要です
・月額費用※税表示不明
Business Starter: 680円
Business Standard: 1,360円
Business Plus: 2,040円
・無料トライアル:14日間
3.box
画像出典元:「box」公式HP
【特徴】
・すべてのプランでストレージ容量が無制限
・セキュリティ性能が高い
【解説】
boxは、世界的に人気の高い法人向けオンラインストレージです。
どのプランでも無制限のストレージ容量を利用できます。
さまざまな国際規格に準拠しており、二要素認証や動的な多層電子透かしなど、セキュリティの性能も抜群です。
ただし米国発祥のサービスであることから、日本語のサポートが十分でないという意見もあります。
【料金プラン】
・初期費用
詳細はお問い合わせが必要です
・月額費用(1ユーザーあたり)※税表示不明
Business:1,710円
Business Plus:2,850
Enterprise:4,200円
・無料トライアル:14日間
4.Dropbox Business
画像出典元:「Dropbox Business」公式HP
「Dropbox Business」は、中小企業向けのオンラインストレージサービスです。
GoogleドキュメントやMicrosoft Officeのファイルなども、画面上で一括管理できます。
シンプルでわかりやすいデザインは誰でも使いやすいと評判です。
ただしファイルの拡張子やファイル名の長さなどに制限が多いという意見もあります。
【料金】
・初期費用
詳細はお問い合わせが必要です
・月額料金※税表示不明
Professional:2,400円
Standard:1,500円 / ユーザー
Advanced:2,400円 / ユーザー
・無料トライアル:30日間
5.コワークストレージ
画像出典元:「コワークストレージ」公式HP
コワークストレージは、NTT東日本が提供する中小企業向けのオンラインストレージサービスです。アクセス権限にリンクのアクティブ化権限など、基本的なセキュリティ機能を搭載しています。
非同期型ですので、必要以上にオンラインストレージの容量を圧迫することもありません。30日間の無料トライアルはスタートプランのみとなっています。
【料金】
・初期費用
無料
・月額料金(税込)
スタート :2,750円
スタンダード :6,600円
アドバンスド:23,100円
プロフェッショナル:39,600円
・無料トライアル:30日間(スタートプランのみ)
その他おすすめ法人向けオンラインストレージ4選
1.Box over VPN
画像出典元:「Box over VPN」公式HP
「Box over VPN」は、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供する法人向けオンラインストレージです。
VPN型はインターネットに接続しない閉鎖域でファイルを保管しますので、高いセキュリティ性能を期待できます。
すべてのプランで無制限のストレージ容量を利用可能です。
【料金】
・初期費用
無料
・月額料金(税込)
Business:インターネット型1,980円、VPN型2,860円
Business Plus:インターネット型3,300円、VPN型4,180円
Enterprise:インターネット型4,620円、VPN型5,500円
・無料トライアル:60日間
2.Everidays
画像出典元:「Everidays」公式HP
「Everidays」は、株式会社yettが提供する法人向けオンラインストレージです。
最高レベルの暗号化方式であるAES256を採用するなど、非常に優れたセキュリティ機能を備えています。
ChatworkやSlackなどと連携でき、1ヵ月間の無料トライアルも用意されています。
【料金】
・初期費用
無料
・月額料金(税込)
スターター:8,360円
プロフェッショナル:21,780円
・無料トライアル:30日間
3.Biz ストレージ ファイルシェア
画像出典元:「Biz ストレージ ファイルシェア」公式HP
「Biz ストレージ ファイルシェア」は、Webブラウザだけでファイルを保管・共有できるオンラインストレージです。
最長256bitのSSL/TLS暗号化通信を実装するなど、高いセキュリティ性能を備えています。
ドラッグ&ドロップでファイルを送信できるなど操作性も抜群です。
2週間の無料トライアルが用意されています。
一言でいうとセキュリティ性能に優れたサービスですが、直近の送信履歴しか確認できないなど懸念する部分もあります。
【料金】
・初期費用(税込)
22,000円
・月額料金(税込)
16,500円~
・無料トライアル:14日間
4.GigaCC
画像出典元:「GigaCC」公式HP
「GigaCC」は、日本ワムネット株式会社が提供する法人向けオンラインストレージです。
ウイルスチェック機能やID/パスワード認証など、情報漏洩リスクを最小限に抑える機能が豊富に搭載されています。
電子帳票の配信自動化やモバイルワークの最適化など、オンラインストレージとしての機能も十分です。
他のサービスと比較しても高度なセキュリティ性能を備えていますが、UIが複雑で使いにくいという意見もあります。
【料金】
・初期費用(税別)
50,000円
・月額料金(税別)
Standardプラン:12,000円 / 10ID~
Advancedプラン:12,000円 / 10ID~+基本利用料25,000円 / 月
Premiumプラン:12,000円 / 10ID~~+基本利用料42,000円 / 月
・無料トライアル:詳細はお問い合わせが必要です
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【導入前に要確認】オンラインストレージの注意点
オンラインストレージを導入する前にいくつか注意する点があります。
まずは移行スケジュール。
例えば社内にある膨大なバックアップデータをオンラインストレージに移行する際は、ある程度の手間と労力がかかります。
そのためデータの移行期間を考慮した、余裕のあるスケジュールを組む必要があります。
また、オンラインストレージの導入前に社員が独自で無料のオンラインストレージを利用している場合は、「シャドーIT」にも注意する必要があります。シャドーITとは、従業員や部署が独自の判断で私用の端末などを利用することです。
経営層の管理が及ばないため、重大なセキュリティホールになる可能性があります。
オンラインストレージにデータを移行する際は、私用端末に保存されているデータを厳格に管理しましょう。
まとめ
法人向けのオンラインストレージは機密情報などを扱うので、情報漏洩リスクの少ないサービスを選ぶ必要があります。
サポート体制や使いやすさ、費用対効果なども考慮して、自社に最適な製品を選びましょう。
料金などのサービスについてより詳しく知りたい方は資料を参照ください。
(※以下から資料請求できないサービスもございます)
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