代謝が落ちる45歳からのぽっこりお腹解消には食べないダイエットは厳禁。健康的にやせるためには脂肪の燃焼が不可欠だ。脂肪燃焼に役立つ主な8種の栄養素とその食材について内科医の工藤孝文さんに聞いた。
45歳からのぽっこりお腹解消には栄養素の働きを知ってバランス良く!
■脂肪を燃やす栄養素を意識してとる 脂肪を燃やす栄養素が不足すると、やせにくい体に。 「脂肪燃焼の第一歩は、糖質や脂肪がミトコンドリア内に入ること。このとき必要なのがL-カルニチン。下記のようなビタミンB群なども不可欠です」(工藤先生) 【脂肪燃焼に役立つ栄養素】 <ビタミンB1> 糖質代謝に必須。糖質は優先的に代謝されるので、ビタミンB1が不足するとすべての代謝が停滞。 ●おもな食材 豚肉、鮭、ウナギ、カツオ、マグロ、枝豆、玄米、そば、粕漬け、絹ごし豆腐など。 <ビタミンB2> 脂質代謝のβ酸化(脂肪燃焼)や、体内の脂肪燃焼システム“TCAサイクル”に不可欠。 ●おもな食材 レバー、ウナギ、カツオ、マグロ、モロヘイヤ、ほうれん草、納豆、卵、アーモンド。 <葉酸> タンパク質や脂質の代謝、血糖値を調節するホルモンの合成に必要な栄養素。 ●おもな食材 鶏レバー、アジ、カツオ、にんにく、菜の花、モロヘイヤ、ほうれん草、ブロッコリーなど。 <ナイアシン> 脂肪の代謝を促進する働きが。二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解にも必要。 ●おもな食材 鶏ささ身、鶏胸肉、たらこ、マグロ、サバ、エリンギ、とうもろこし、そばなど。 <L-カルニチン> 脂肪をミトコンドリアに運ぶために不可欠。体内でも合成可能だが加齢や不摂生で不足。 ●おもな食材 ラム、マトン、牛の赤身肉、マグロ、カツオ、赤貝など。 <ビオチン> 炭水化物、脂質、タンパク質の代謝に関与。パントテン酸、ビタミンB12の働きを補助。 ●おもな食材 レバー、卵黄、大豆、牛乳、豆類、ナッツ類、しいたけ、アサリなど。 <パントテン酸> 代謝に必要な補酵素コエンザイムAの構成成分。極端な食事制限やストレスで不足。 ●おもな食材 鶏レバー、鶏ささ身、納豆、卵、アボカド、たらこ、モロヘイヤ、桜エビなど。 <ビタミンB12> 炭水化物、脂質、タンパク質の代謝に必須。ベジタリアンや、お酒を多く飲む人は不足しがち。 ●おもな食材 牛肉、レバー、アジ、サンマ、サバ、カキ、アサリ、ホタテ、シジミ、焼きのりなど。
■夕食に困ったらキムチ鍋 夕食の献立に困ったらキムチ鍋を。 「キムチ鍋は、体が温まって代謝が上がるだけでなく、キムチに含まれるGABAという成分が副交感神経を優位な状態に導きます。脳がリラックスし、安眠できるので、睡眠不足からくる食欲の暴走を防ぐことができます」 話を聞いたのは 工藤孝文さん 福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも コレステロールがラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数 イラスト/本田佳世 構成・原文/和田美穂
からの記事と詳細 ( 【45歳からのやせる食べグセ】脂肪燃焼に必要な栄養素があるって知ってる?(OurAge) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/31hn7zn
No comments:
Post a Comment