今夜(22日)の中国地方は冷たい北風が強まり黄砂も飛来する見込みです。アレルギーなどのある方は注意が必要です。また、あす23日(勤労感謝の日)から24日は山地を中心に雪が降り、積雪となる可能性があります。積雪や路面の凍結に注意が必要です。なお、23日は12月中旬から下旬並みの厳しい寒さとなりそうです。寒気のピークは23日となりますが、今週は先週の暖かさから一転して、冬の寒さが続く見込みです。
22日夜は寒気の流れ込みとともに黄砂も飛来か
きょう22日(月)の中国地方は、寒冷前線の通過とともに夕方にかけて広く冷たい雨が降る見込みです。夜にはいったん雨がやむものの、北寄りの冷たい風が強まり、濃度が薄いながらも黄砂が飛来する予想となっています。特にアレルギーなど症状の出やすい方は、身体に取り込まないようご注意ください。
24日にかけて山地を中心に雪 寒気の底は23日も今週は冬の寒さ続く
22日夜から中国地方の上空1500メートルには、氷点下3度以下の寒気が流れ込む見込みです。このため、23日から24日にかけて、山地を中心に雪が降り、積雪となる可能性があります。 特に車で峠越えなどする方は、積雪や路面の凍結に注意が必要です。 冬用タイヤの装備など、対策をしておいてください。 また、24日にかけて、最高気温は山陰や山陽北部を中心に10度くらいとなり、10度に届かない所もあるでしょう。12月下旬並みの厳しい寒さとなる見込みです。 風も強まるため、一層寒く感じられるでしょう。 マフラーや手袋なども使って、身体を冷やさないようにしてください。 25日以降は山陽でおおむね晴れる見込みです。一方、山陰は変わりやすい天気で、くもりや雨の日が多いでしょう。 最高気温は山陽南部で15度くらいになる日がありますが、山陰や山陽北部は10度前後と、先週までの暖かさから一転し、冬の寒さが続く見込みです。
日本気象協会 中国支店 高田尚美
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