災害時に認知症の人を守る各地の対策に役立ててもらおうと、NPO法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」(東京)が約30分の動画=写真=を作成した。2019年秋に、風水害が相次いだ千葉県長南町の介護者や認知症の人らの語りを中心にまとめた。
房総半島に位置する同町では同年9~10月、2度の台風、さらに豪雨に襲われ、停電や断水、土砂崩れなどの被害が出た。
動画は3部構成。停電下で認知症の症状が悪化したことや、避難に伴う苦労などについて、認知症の高齢者や家族、介護施設関係者計8人がインタビューに答えている。
風水害が懸念される季節を迎えており、聞き手を務めた同法人事務局長の佐久間りかさんは「自治体や町内会の集まりで活用し、必要な備えを話し合ってほしい」と呼びかける。動画は、同法人のウェブサイトで閲覧できる。
からの記事と詳細 ( 認知症の人 災害時に必要な備えは?…経験談を動画に - 読売新聞 )
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