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Sunday, May 9, 2021

「投資で勝てない人に共通する3つの悪習慣」元ウォール街投資家の教え - ダイヤモンド・オンライン

投資対象としてゴールド(金)を保有している人はあまり多くないだろう。しかし、「ゴールドが近い将来最も有力な投資先の1つになる」と提唱するのは、YouTube再生回数1億回を超える人気投資家の高橋ダン氏だ。著書『ゴールド投資──リスクを冒さずお金持ちになれる方法』では、ゴールドに投資する根拠から投資の実践方法まで余すことなく語った。本稿では、特別に本書から一部を抜粋・編集して紹介する。

ゴールド投資
Photo: Adobe Stock

(1)戦略を持たずに売買している

 資金を守る1つ目のポイントは、戦略を持つことです。

 投資は秩序が必要です。自分なりのルールを作り、守ることが重要です。

 一度の失敗で資金をなくしてしまう人にはそれがありません。

 ネットの噂を信じて買ったり売ったりする人がこのタイプと言えるでしょう。

 そうなってしまわないように、きちんと戦略を立てましょう。

 買うなら、買った後どうするのか、あらかじめ考えておきます。

 失敗したときは原因を考えて、失敗を繰り返さないためのルールを作り、次の売買に生かします。

 売買した理由をきちんと把握できるように、投資ノートや日記を作り、記録しておくのもよい方法だと思います。

(2)「落ちるナイフ」に手を出している

 資金を守る2つ目のポイントは「落ちるナイフ」に手を出さないことです。

 たとえばコロナショックなどにように株価がバーゲンセールになると、つい「安い」と思って手を出したくなるものです。

 しかし、それはギャンブルです。非常に危険な賭けです。

 着実に資金を増やすのであれば、安く買えるタイミングではなく、「値動きのトレンド」を見ましょう。

 下落が落ち着き、上昇トレンドに変わってから買えば、大金を失うリスクを避けつつ、利益を狙うことができるのです。

(3)いつまでも失敗を認めない

 資金を守る3つ目のポイントは、失敗したときに「失敗だった」と認めることです。

 個人的には、これがもっとも重要なポイントだと思います。

 自分に自信を持っている人ほど「自分の間違い」をなかなか認められないものです。

 この傾向は賢い人や社会的地位が高い人ほど強く、過去の成功体験が驕りとなり「自分の判断が間違っているはずはない」と思ってしまうのです。

 その結果、損切りできなくなります。

 損している銘柄を買い増しして、さらに傷を広げてしまいます。

 人間は神ではありませんから、値動きを完璧に読むことはできません。

 最安値で買い、最高値で売ることもできません。

 それを大前提とした上で、間違えることを恐れず、間違いを素直に認められる人が、資金を守れる人であり、資産を増やせるのだと思います。

(本原稿は『ゴールド投資──リスクを冒さずお金持ちになれる方法』からの抜粋・編集したものです)

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