Pages

Wednesday, October 21, 2020

舞い上がる砂・岩の破片…米探査機が撮影、小惑星ベンヌ着地の瞬間 - 読売新聞

soncenos.blogspot.com

 【ワシントン=船越翔】米航空宇宙局(NASA)は21日、探査機「オシリス・レックス」が小惑星ベンヌに着地した際の動画を公開した。試料採取のためのガス噴射で、砂や岩の破片が舞い上がる様子が確認された。NASAは今後数日間かけて、目標である60グラム以上の試料を採取できたかどうかを分析する。

 探査機は20日午後に「ナイチンゲール」と名付けたクレーターへの着地に成功した。機体のカメラが撮影した映像には、ロボットアームの先端が砂や小石に覆われた地表に数センチ・メートル沈み込んだ後、窒素ガス噴射によって岩の破片などが飛び散り、機体の周辺に漂う様子が映し出されていた。

 試料は専用装置で回収する仕組みだが、NASAの研究チームは21日のオンライン記者会見で「地表は軟らかく、良い地点に着地できた。現状では、試料採取は成功だったとみられる」と説明した。

 オシリス・レックスは、日本の探査機はやぶさの「米国版」とも呼ばれ、2023年9月に試料を地球に持ち帰る予定だ。

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細
https://ift.tt/2ThCEIq
科学&テクノロジー

No comments:

Post a Comment