Pages

Saturday, August 1, 2020

「中高一貫校」学校選びのポイント、保護者に必要な心構えとは(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

 新型コロナの影響で先行きは不透明だが、付属校や学校改革を行う学校の人気は相変わらず高い。入試形態も多様化し、受験地図は目まぐるしく変わる。保護者はどのような姿勢で学校を選択すべきなのか。早稲田アカデミーの中学受験部・茅野達也主席に聞いた。(ダイヤモンド・セレクト編集部) 【「中学受験生の午後受験率」は?】  中学入試の受験率は、高大接続改革の発表以来、連続で増加しているという。特に近年は付属校の人気が高く、その傾向もまだ続いているようだ。中学受験部の茅野達也主席は、その理由として保護者の不安感を指摘する。   「私立大学の定員数厳格化で、MARCHレベルの難度が上昇していること。また、大学の推薦入試の枠が広がって一般入試が厳しくなること、さらに大学入試改革への不透明感があり、早めに大学への切符を確保したいという保護者の方々の意向があります」  一方、大学側も早めに優秀な学生を集めたいため、積極的に付属校・系属校を増やしている。保護者と大学側のニーズが一致して、付属校人気が高まっているのだ。  もう一つの理由は、社会が多様化していること。何がなんでも偏差値の高い有名大学を目指すという価値観から離れ、子どもの才能をじっくり育てたいという保護者が増えている。無理な先取りをしない付属校で、伸び伸びと育てたいというニーズがあるのだ。  また中学入試の傾向として、午後受験が増えている。   「中学受験全体として短期決戦型になっており、特に算数1科目入試を採用する学校が増えています。早稲田アカデミーでも2月1日の受験生の半分以上が午後受験に挑戦しています。また学校側は、裾野を広げるため入試の形態を多様化しており、公立中高一貫校の受験者に対応するべく、適性検査型の入試を採用する私立中も多くあります。Web出願も広がって、併願校の選択肢が増え、1人当たりの出願校数も平均約7校と、かなりの数になっていますね」

● プラス思考で子どもを伸ばせる親は意外と少ない  付属校と並んで人気になっているのは、大胆な学校改革に踏み切った中高一貫校だ。校名を変更し、共学化を行い、魅力のあるコースを新設する。グローバル教育に力を入れているのも特徴で、「改革をした学校はどこも成功しています」と茅野主席。  近年、受験地図は目まぐるしく動く。  「3年前の評価はもう古いと考えた方がいいでしょう。保護者の方がご自身のイメージで話されると、かなり食い違いが生じます。かつての名門校も、学校改革を怠ると、あっという間に力を落としてしまう。そのためには、塾などを利用して、最新の情報をきちんと収集する必要があります」  だが、学校選びに関しては、昔も今も変わらないポイントがある。それは、子どもの将来の理想像を明確にすること、そして子どもの性格を考えることの2点だという。   「こんな不透明な時代だからこそ、子どもの性格を考慮した上で、6年後、10年後、どのように成長してほしいかを考えて、学校選びをする。保護者がしっかりした教育の“幹”を持っていれば、目先の成功を狙うだけの“勲章受験”などはしないはずです。プラス思考で子どもを伸ばせる親は意外と少ない。細かな成績に一喜一憂せず、長い目で子どもの成長を見守る余裕を持つことが、結果的に中学受験を成功させます」

ダイヤモンド・セレクト編集部/早稲田アカデミー

Let's block ads! (Why?)



"必要な" - Google ニュース
July 31, 2020 at 04:01AM
https://ift.tt/33k9yy7

「中高一貫校」学校選びのポイント、保護者に必要な心構えとは(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
"必要な" - Google ニュース
https://ift.tt/2ONk2OH
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment