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Sunday, August 9, 2020

美咲ちゃん失踪事件究明に必要な視点(下)捜索網を全国に広げよ(Japan In-depth) - Yahoo!ニュース

【まとめ】

・美咲ちゃん母の言動に感じる「引っ掛かり」。 ・失踪の不審点を冷静に指摘し、科学的・心理的検証の継続を。 ・「子との関係性」疑われる親に感情移入する人の傾向の分析を。

子がいなくなった時の親の気持ち

筆者には現在21歳の娘と19歳の息子がいるが、彼らが子供のころに日本に一時帰国していた際、不注意により当時5歳であった娘を大きな公園で迷子にしてしまったことがある。「血眼になる」という表現があるが、当時3歳の息子の手を引きながらあちこち必死で娘を探していたあの時の自分は、きっとそのような形相をしていたに違いない。 娘がいなくなったのは20分ほどに過ぎなかったが、それが永遠のように思えた。「どこにいるのか」「ともかく見つけなければ」「今、自分と一緒にいるこの子(息子)まで迷子にしてはいけない」「自分のせいだ」、それしか考えることができなかった。 また、「誘拐」「殺害」などの最悪のケースを想像し、パニックというか、「頭の中が真っ白」という言葉がぴったりの心理状態であった。身体が芯からドライアイスで凍らされたような、極度に冷たく不安な感覚に襲われていた。思い出すことさえトラウマである。 (今、子供たちはおかげさまで無事に大学生としての生活を送っており、彼らが生きてくれているだけでありがたく、幸せなことである。) 加えて、筆者が小学生高学年のころ、高校生の姉が1週間以上も家出をしたことがあり、母がオロオロするばかりで何も手につかず、憔悴する一方であった記憶もある。子供が高校生になっても、どこにいるかわからない、安否も不明となれば、親は気が狂ったように友達やバイト先など八方の心当たりに電話し、警察に捜索を頼み、涙の陰膳で無事を祈るものだ。

なぜ常に「私」「自分」「潔白の理由」なのか

そうした体験を思い出すと、山梨県道志村のキャンプ場で昨年9月に行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲ちゃん(当時小学1年生の7歳)の母親とも子さん(37)の平静過ぎる、まるで第三者のようなSNS上の振る舞いや記者会見は奇異に感じざるを得ない。ましてや、「ブログ、Facebook、ライン、Twitterすべてのコメントを見ることができない状況です」と断っておきながら、アップした写真に自分が経営する店名のハッシュタグをつけるというのは、理由が何であれ想像の域を超える。 自身をSNS上で脅迫した才津容疑者の逮捕に寄せてとも子さんは、「私はこれまで娘を見つけたい一心で苦しい精神状態のなか活動をしてきました」と自己の苦しみや潔白に関する訴えを懸命に述べているが、見つからない美咲ちゃんの身体や精神状態の心配、自分に会えない娘の気持ちに関するコメントが出てこないところも不思議である。 とも子さんは常に、美咲ちゃんではなく「私」「自分」「潔白の理由」を語っているように見える。たとえ濡れ衣を着せられても、親の口からまず出るのは保身の言葉ではなく、子の心配ではないか。 こうした「親子の関係性に関する手がかり」は、たとえ美咲ちゃんが無事に生きて見つかったとしても、長期の神隠しの重要な背景として究明されるべき「引っ掛かり」だと思われる。 ちなみに筆者の娘の迷子事件では、ずいぶん時間が経ってから、「発見されなかった場合に、テレビカメラで全国の皆さんに向かって呼びかけるシチュエーションになったかもしれない。だが、あの時はヨレヨレのTシャツに短パン姿だったから、スーツに着替えなければ親として信用してもらえなかっただろうか。管轄の警察署の方にお願いすれば、どこかで借りられただろうか」という思いが浮かんだが、それは子供の安全が確保できた後の余裕で生まれたものだった。必死で探し回っていた時には、とても考え及ばなかった。

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