自作PCの構成は自由といっても、パーツの規格が一致していないと組み合わせられない。優先度の高いパーツをまず選び、それに合うパーツを決めていこう。基本的にはCPUから考えていくのがよいだろう。CPUはまさにPCの中心と言えるパーツで、その役割はOSやアプリにプログラムされた命令を取り込んで実行すること。その性能によってPCシステム全体の基本的な快適度が決まる。現在のCPUはさまざまな機能を内蔵していて複雑だが、IntelのCoreシリーズとAMDのRyzenシリーズに大別される。
用途によって必要な性能は違う
CPUのスペックの違いや価格は、必ずしも性能に直結するとは限らない。とくにたくさんのコアを活かすにはアプリケーションの最適化が不可欠で、どのくらいのコア/スレッド数までを想定して設計されているかで違ってくる。クリエイティブ、とくにプロ向けのツールではメニーコアへの最適化が進んでおり、コアが多いほど速くなる。それはCINEBENCH R20のCPUスコアでも実証されている。逆に言えば、最適化されていない用途で高価な超メニーコアCPUを使っても価格ほどのメリットは得られないし、動作クロックの高いCPUに逆転されることもある。Webブラウズなどの日常操作、オフィスアプリでの作業も含めたPCの総合性能を見るPCMark 10のスコアにそれが表われている。
ゲームで高fpsを出すには動作クロックの高いCPUがよい。コアに余裕があるとOSタスクの影響で遅くなりにくいため、6~8コアで動作クロックの高いCPUが最適だ。
【表】目的によって重視すべきスペックは変わる | |
---|---|
目的 | このスペックを重視 |
ゲームが目的なら | 動作クロック重視 |
写真や動画なら | コア数/スレッド数重視 |
コスパ優先なら | 内蔵GPUモデル |
おサイフに優しいオススメのCPU
DOS/V POWER REPORT 2020年春号では「PC自作のキホン」と題し、PC自作の“今”をふんだんに盛り込んだ自作入門特集を掲載している。2020年春号ではこのほか、巻頭企画「Threadripper 3990Xのトリセツ」、第2特集「鬼コスパゲーミングPC作成術」などを掲載。さらに160ページの豪華付録小冊子「PC自作用語辞典」も付属し、PC自作初心者から上級者までマストバイの1冊です。
【検証環境】
マザーボード:<Socket sTRX4>ASRock TRX40 Taichi(AMD TRX40)、<Socket AM4>GIGA-BYTE X570 AORUS MASTER(rev. 1.0)(AMD X570)、MSI X370 GAMING PRO CARBON(AMD X370 ※Athlon 200GEのみ)、メモリ:G.Skill F4-3200C14D-16GTZR(PC4-25600 DDR4 SDRAM 8GB×2 ※各CPUの定格で動作)×2(※Athlon 200GEのみ8GB×2)、ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti Founders Edition、SSD:Western Digital WD Black NVMe WDS100T2X0C[M.2(PCI Express 3.0 x4)、1TB]、OS:Windows 10 Pro 64bit版
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