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Tuesday, April 14, 2020

なぜ、ダンス動画はバズるのか? マーケティングに必要な2つの視点 - Forbes JAPAN

近年我が社には、ダンス動画でバズを作って欲しい。ハッシュタグを使って、商品や企業のリーチをSNS上で図りたいという依頼が殺到している。昨年TikTokと行なったキャンペーン「#ガチダンス選手権」では、1万件ほどの投稿を集め、5億回を超える再生を記録して話題になった。他にもPanasonicや牛角など、若者をターゲットにした大手メーカーからの依頼が多数あり、必ず1000件近い投稿を集め、いわゆる「バズ」を作ることに成功している。今日はそういったダンス動画でバズを作るコツについて、どのようにして『Vintom』では「バズ」を作っているのか。その極意について、少し語らせて頂く。

「#うちで踊ろう」、「○○チャレンジ」、最近SNSではこういったダンス動画をよく目にすると思う。それもそのはず、ダンスが学校教育で必修化され早8年。今や習い事では、サッカーや野球に匹敵する人気を誇るダンス。ダンス人口も600万人を超えると言われており、若者の間ではダンスという存在が当たり前となってきている。

InstagramやTikTokといった自分を表現するツールが続々と出てきて、作られたものを見たり聞いたりする楽しみより、自分たちで作り出す、生み出す楽しみが現代の若者では求められているのだ。

投稿数がバズを生み出す


ダンス動画でバズを作るにはどうすれば良いのか。まずはバズを生み出すという事について、少し噛み砕いて考えていく。基本的にバズが生まれるには、投稿数が必要だ。インフルエンサーを活用したマーケティングが一時期流行った。もちろんそれも多くの人に認知をされるという目的では効果的だが、一方でその事柄に対する投稿の絶対数は限られた人しかしないので、当然少なくなる。

よって、実際に1人のユーザーが目にする回数は少ないわけだ。一方で、近年よく耳にするマイクロインフルエンサーマーケティングという手法では、一般の人が沢山投稿することで、タイムライン上でその事象に対して目にする回数が増える。

さらに、インフルエンサーや芸能人のような遠い存在の人の投稿ではなく、自分に近しい人が投稿していることで、その投稿を自分事化し、投稿に対する注目度が圧倒的に上がるのだ。なので、ダンス動画でバズを作るためには、まず一般の人、いわゆるマイクロインフルエンサーが沢山投稿しているという状態を作る事が最も重要な要素になる。


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