米Appleは6月11日(現地時間)、今秋実施する一連のOSアップデートに合わせ、サービス利用に使うアカウント「Apple ID」の名称を「Apple Account」に変更すると発表した。
Appleは今秋、iOS 18、iPadOS 18、 macOS Sequoia、watchOS 11、visionOS 2、tvOS 18をリリースする予定だ。Appleは、この名称変更は「Appleのサービスと端末間で一貫したサインイン体験を提供するため」で、「ユーザーの既存の資格情報に依存する」としている。
Apple IDは、Apple Music、Apple TV+、iCloudなどのAppleの一連のサービスや、App Store、iMessage、FaceTimeなどのAppleの端末で利用するアプリを利用する際に必要なアカウント。
Apple IDでも「一貫したサインイン体験」は実現されていたが、「Apple ID」という名称が直感的でないという初心者の声もあったようだ。
この変更はサービス側のもので、「ユーザーの既存の資格情報に依存する」ので、ユーザー側で何か操作する必要はない。
なお、Appleは認証システムで「Face ID」と「Touch ID」という用語を使っているが、こちらは今のところ変更しないようだ。
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