花粉情報 東京などシーズン終了目前 東海や東北では引き続き大量飛散に注意
2024年04月13日13:30
長く辛かった花粉シーズンもようやく、ゴールが見えてきました。この先の花粉予測を見ると近畿から九州にかけては、「少ない」予測の日が増え、東京も晴れても「やや多い」となっています。ただ、東海や東北など大量飛散する所もありますので、引き続き注意が必要です。
ようやく花粉シーズンに終わりが見えた?
近畿から九州では連日のように「少ない」予想となっています。ただ、四国など一部ではまだ多く飛散する日もありますので、ご注意ください。東京も明日14日(日)は「多い」予想ですが、15日(月)以降は「やや多い」や「少ない」でしょう。本格的に花粉が飛び始めてから2か月以上たちましたが、ゴールはもう少しと言った所です。また、北陸も終わりが近づいていて、「少ない」所が多いでしょう。
一方、引き続き注意が必要なのが、東海と東北です。東海では「非常に多い」や「多い」日がこの先も続きそうです。万全の対策をしてお過ごしください。東北は「多い」や「やや多い」予想になっていますが、場所によっては「非常に多い」飛散も予想されています。北海道では、これからシラカバ花粉のシーズンを迎えますので、症状が出るかたはご注意ください。
東京では予測の85%飛散
4月10日までの観測された花粉量と今シーズン予想されている飛散量をみると、これまでに大体85%が飛散したことになり、数字上も終盤と言えます。花粉症の方には、もう少しだけ辛い季節が続きますが、出来る限りの対策をして、過ごしていきましょう
帰宅後の花粉対策 室内の花粉を減らすために
① 花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると、大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。感染症対策として、換気をする機会も多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
② 床やカーテンなどには、花粉が多数付着している可能性があります。濡れた雑巾やモップなどを使って、こまめに拭き掃除をしましょう。カーテンは、定期的に洗濯をするのがおすすめです。
③ 花粉が大量に飛ぶと予想される日には、なるべく洗濯物や布団を外に干すのは避けるか、外に干した場合は、花粉をしっかり払い落してから、取り込みましょう。
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