X線分光撮像衛星(XRISM)の
クリティカル運用期間の終了について
2023年(令和5年)9月11日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、X線分光撮像衛星(XRISM)から受信したテレメトリにより、太陽電池パドルの電力発生や地上との通信、これらの維持に必要な姿勢制御が正常であり、かつ軟X線分光装置(Resolve)の冷却システムが安定動作していることを確認しました。これによりクリティカル運用期間(※1)を終了します。
今後、初期機能確認運用期間(※2)へ移行し、約3ヶ月間をかけ衛星搭載機器の機能確認等を実施する予定です。
この度のXRISMの打上げ及び追跡管制にご協力、ご支援頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
※1 クリティカル運用期間
ロケットからの衛星分離後、太陽電池パドルの展開や姿勢制御系を定常運用で使用する制御モードへの移行など衛星が安定して安全な状態を維持でき、かつ軟X線分光装置(Resolve)の冷凍機が安定動作するまでの期間。
※2 初期機能確認運用期間
衛星全体及びミッション機器等の搭載機器の機能確認を実施する期間。
関連リンク
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科学&テクノロジー
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