気象庁によりますと、非常に強い台風9号はフィリピンの東を北へ進み、今後次第に進路を西寄りに変える見込みです。
台風の影響で、沖縄県の先島諸島ではうねりを伴って次第に波が高まり、今後の進路によっては30日から31日にかけて大しけとなるおそれがあり、高波に十分注意が必要です。
また台風11号は日本のはるか南、フィリピンの東を西へ進んでいます。
台風はこのあと発達しながら北西へ進み、31日以降沖縄地方に接近するおそれがあり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
一方、西日本から北日本にかけては高気圧の周辺から流れ込む湿った空気や日中、気温が上昇する影響で29日も大気の状態が不安定になる見込みで、局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、突風、それに「ひょう」にも注意するよう呼びかけています。
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