茨城県内は12日も各地で猛烈な暑さとなる見込みで、熱中症に厳重な警戒が必要です。
一方、大気の状態が非常に不安定となって、雷を伴った激しい雨が降るおそれがあり、県の北部を中心に大雨による土砂災害に十分な注意が必要です。
県内の午前11時半までの最高気温は、大子町と水戸市と土浦市で34度、鉾田市で33.4度古河市で33.2度など、各地で真夏日となっています。
気象台によりますと、このあと気温はさらに上がる見込みで、日中の最高気温は水戸市、土浦市ともに36度と予想され、広い範囲で気温が35度以上の猛烈な暑さになる見込みです。
気象庁と環境省は、県内で熱中症の危険性が極めて高くなるとして、引き続き12日も「熱中症警戒アラート」を発表しています。
適切に冷房を使用するほか、のどが渇いていなくても定期的に水分を補給し、暑い時間帯の外出はなるべく避けて、特別な場合以外は運動を行わないなど、対策を心がけてください。
一方、県内は、気温の上昇の影響で、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
12日夕方から、北部を中心に雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
13日昼までの24時間の雨の量は、いずれも多いところで、北部で60ミリ、南部で50ミリと予想されています。
気象台は、雨雲が予想以上に発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となるおそれがあるとしています。
気象台は、県の北部を中心に大雨による土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。
また、落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」などにも注意が必要です。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
また、気象台によりますと、県内は13日も猛烈な暑さとなり、熱中症の対策が必要なほか大気の状態が非常に不安定となる見込みで、大雨による土砂災害に十分注意が必要です。
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