台風６号 ３１日から奄美に接近 うねり伴った高波に厳重警戒 鹿児島 午後５時[07/29 17:15]
大型の台風６号の接近に伴い、奄美地方では、あさって３１日から８月１日ごろにかけて、非常に強い風が吹き、沿岸の海域では、猛烈なしけとなるおそれがあります。うねりを伴った高波に厳重な警戒が必要です。
大型の台風６号は、２９日午後３時にはフィリピンの東にあって、１時間におよそ１５キロの速さで北西へ進んでいます。中心気圧は９９４ヘクトパスカル中心付近の最大風速は２０メートル、最大瞬間風速は３０メートルです。
台風が予報円の中心付近を通った場合、あさって３１日から８月１日ごろにかけて奄美地方に接近する見込みです。
台風の接近に伴い、奄美地方では次第に風が強くなり、３１日から８月１日ごろにかけて非常に強い風が吹くため、沿岸の海域ではうねりを伴った大しけや猛烈なしけとなるおそれがあります。また、潮位が高くなる可能性があります。
台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、県内では大気の状態が不安定となる見込みです。
奄美地方では３１日から８月１日ごろにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。３１日に予想される波の高さはうねりを伴い、奄美地方で１１メートル種子島・屋久島地方で７メートルです。その後、８月１日にかけてうねりを伴った猛烈なしけが続くおそれがあります。
奄美地方で予想される最大風速は２５から２９メートル、最大瞬間風速は３５から４５メートルその後、８月１日にかけて非常に強い風が続くおそれがあります。
３１日の午後６時までに予想される２４時間雨量は多い所で、奄美地方で１００から１５０ミリで、その後、さらに雨量が増える見込みです。
台風の接近に伴い、３１日から８月１日ごろにかけて潮位が高くなり、海岸や河口付近の低地で浸水や冠水のおそれがあります。
気象台はうねりを伴った高波に厳重な警戒を、暴風に警戒を呼びかけています。
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