１６日の関東甲信は広い範囲で気温が上がってすでに真夏日となっているところもあり、熱中症への対策を心がけてください。
一方、上空の寒気の影響で局地的に雨雲が発達しているところがあり、このあとしばらくは急な激しい雨にも十分注意が必要です。
関東甲信は高気圧に覆われて晴れているところが多く、午前中から気温が上がっています。
午前１１時半までの最高気温は、栃木県佐野市で３０.７度と茨城県古河市で３０.１度、千葉県市原市の牛久で３０度ちょうどと、すでに真夏日となっているほか、埼玉県越谷市で２９.９度、東京の都心で２９.５度、横浜市で２８.６度などとなっています。
午後も気温は上がり最高気温は、東京の都心と甲府市で３０度、横浜市や千葉市、さいたま市、前橋市、宇都宮市、それに水戸市で２９度と予想されています。
各地で最高気温が１５日よりも５度前後高くなる見込みで、熱中症に十分注意が必要です。
室温が２８度以下になるようにエアコンを使うほか、のどが乾かなくてもこまめに水分補給をするなど対策を心がけてください。
東京消防庁によりますと、都内では１６日午後３時までに２０代から８０代の男女あわせて７人が熱中症の疑いで救急搬送されたということです。
このうち５人が中等症で、２人が軽症だということです。
東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するなど対策を徹底するよう注意を呼びかけています。
一方、上空の寒気の影響で神奈川県や栃木県など局地的に雨雲が発達しているところがあり、このあとしばらくは激しい雨が降るおそれがあります。
低い土地の浸水や土砂災害、川の急な増水などにも十分注意が必要です。
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